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令和6年度 第2回指定管理者評価委員会実施概要(多々良沼公園・金山総合公園)
1 開催日時
令和6年8月1日(木曜日)午前:多々良沼公園 午後:金山総合公園
2 出席委員
(1)多々良沼公園
小林委員長、長野委員、小林委員、増田委員
(2)金山総合公園
小林委員長、長野委員、小林委員、栗原委員
3 議事概要
(1)多々良沼公園
改善事項進捗状況報告書について
(委員長)
始めに、多々良沼公園がかかえる条件を確認しておく。
多々良沼公園には、県都市公園管理区域、館林市管理区域、邑楽町管理区域があり、水辺は県の河川管理区域であり、当委員会における対象は、県都市公園管理区域における指定管理者の管理状況の評価である。
この公園は、その他、多々良沼自然公園を愛する会、漁協、野鳥観測など、様々な団体と協力、調整しながら公園を維持管理していかなければならない。
改善事項進捗状況報告において、しかるべきところに連絡したという記載があるが、これは、指定管理者の管理区域ではない事についてであるためである。そういった事情があることはご承知おき頂きたい。
(委員)
特定外来植物は、自然再生協議会が中心となり排除を進めているとのことだが、園内の池にいる外来生物は指定管理者が対応しているのか。
(指定管理者)
指定管理者が対応している。2、3年前に一度駆除をしているが、また増えてきてしまっている。
(委員)
「一般の来園者が肉眼で水鳥を観察出来る場所が少ないので検討を」との指摘に、対応困難とあるが、親水階段1箇所でも良いので何か対応出来ないのか。
(指定管理者)
親水階段は夕日の小径に1箇所あるが、現状使用しづらいので検討してみたい。
令和5年度第3四半期・第4四半期モニタリングシート報告
(委員)
安全管理への取り組みについて、各関係団体との連絡体制、連絡網の様なものは構築されているのか。
(指定管理者)
関係団体と協議し、各団体の担当者を決めていただいて、構築していきたいと考えている。
(委員)
不法投棄があったとのことだが、下草をきちんと刈るなど、捨てにくい雰囲気、水準を保てば捨てられなくなると思われる。
(委員)
レンタサイクル事業は館林市の事業か。
(指定管理者)
市が実施している事業であり、公園に4台配置し、貸し出し事務は指定管理者が行っている。
令和6年度 管理運営方針・事業計画書要旨報告について・管理運営状況に関する意見交換
(委員)
不法投棄について、早々に処理出来ないことは致し方ないが、来園者の目に付き、景観上良くないので、看板等で「不法投棄であり、後日対処予定」などの情報を出していただきたい。
(委員)
いこいと花のエリアの四阿、ベンチがだいぶ劣化しているので修理をお願いしたい。
自然ふれあいエリアは、草が伸びていている所があり、雨が降ったりすると歩きづらいので、早めの除草をお願いしたい。
(委員)
いこいと花のエリアのバリアフリートイレの状況を確認したが、緊急用のボタンが無いことや、オストメイトに対応していないなど、設備的に不足している物があった。
駐車場に障がい者用の駐車スペースが2台確保されていたので、少なくとも来園者がいる中で、どういう対応していくのか検討が必要と思われる。
(委員)
県産材を活用して整備したものの劣化が進んでるので、早めの修繕が必要である。
(2)金山総合公園
改善事項進捗状況報告書
特になし。
令和5年度 第3四半期・第4四半期モニタリングシート報告
(委員)
報告にあった「クリスマスリレーマラソン」について、参加者はどのぐらいいたのか。
(指定管理者)
約150人。時間内に園内をどれだけ走れるかリレー形式で行った。クリスマス時期だったため、仮装して走った方も多くいた。
(委員)
「利用者対応のなかで、有料遊具乗り場に担当者不在状況が発生し、苦情となる。」とあるが、これはどういった事か。
(指定管理者)
サイクル広場で、利用者をお待たせしてしまう時間があった。担当者が、おもしろ自転車の方で対応していたため、サイクルモノレールになかなか乗れない状況が起きてしまったものによる苦情である。
(委員)
施設の老朽化が進んでいるが、修繕の箇所と優先順位の様な計画はどうなっているのか。
(事務局)
全体的な調査は県で行い、長寿命化計画に基づいて修繕・更新を行っている。
限られた予算の中で、通常の維持管理や施設の修繕・更新を行わなければならない。倒木なども多発しており、維持管理経費が大きくなってきている現状がある。
(委員)
指定管理者が行う小規模修繕の状況はどうなっているのか。
(指定管理者)
自分たちで直せるものは、なるべく自分たちで直しているので、人件費もかかってしまう。有料遊具の対応があるため、例えばパノラマチェアーとサマーボブスレーだけでも今日は8人従事している。それを0人にすることは出来ないので、稼働しているときにはある程度の人数を投入しなければならないが、稼働していないときには、そういった修繕に従事してもらうなどして、やりくりしているのが現状である。
(委員)
遊具の塗装塗替えなどはどの程度で実施しているのか。
(指定管理者)
遊具関係は10年に1回や20年に1回などあるが、指定管理者が行っているものは、部分的なタッチアップがメインであり、劣化が酷い場合は県に報告している。
令和6年度 管理運営方針・事業計画書要旨報告について・管理運営状況に関する意見交換
(委員)
大変良く管理されており、感心した。湿性植物園の木道について、劣化して危ない場所にはコーンが置いてあるなど対応はされているが、なるべく早期に修繕していただきたい。
(委員)
家族に寄り添うような公園というイメージをもって見させていただいたが、木製系の老朽化が非常に進んでる中、優先順位をつけて、どこから補修をしていくか、選択を迫られており、判断が難しいと思う。設置者である県とよく調整しならが進めて頂きたい。
大変な状況の中でも、しっかりと運営されているという印象受け、サービス水準が高いと感じた。
(委員)
正面玄関のひまわりが枯れてて寂しいなと感じた。それから花壇も少し乱れおり、レンガがずれてたりして、とても気になった。
長年見てきているが、非常に管理水準が高く、皆さん一生懸命運営していただいている。