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屋外・暑熱下でのスポーツ活動について
更新日:2025年5月8日
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本県は、日照時間が全国と比較し長く、野球やマラソンのほか、自然と親しむ登山など、多様なスポーツを楽しむことが出来ます。
一方で、屋外や暑熱下でスポーツをする際には、熱中症や落雷、紫外線などへの注意や対策が必要です。これらを正しく理解して、安全・健康にスポーツを楽しみましょう。
熱中症対策について
考えられる対策・注意したいこと
- 本格的に暑くなる前に、無理のない範囲で汗をかき、体を暑さに徐々に慣らしておく。
- 活動の場所や種類にかかわらず、暑さ指数(WBGT)に基づいて活動実施を判断する。(特に、スポーツイベントや大会の実施に当たっては、これまでと開催時期を変更する、開催時間帯をずらす、運動負荷を軽減する、健康に被害が生じるおそれがある場合は中断・中止するなど、熱中症予防に配慮した開催方法を検討する。)
- スポーツ活動前や活動中、活動後に、体調確認と水塩分補給を行うとともに、適切に身体を冷やす。
- 熱中症の疑いがある症状が見られた場合には、早期に水分・塩分の補給、身体冷却、病院への搬送を行う。
- 環境省が発表する熱中症警戒情報に留意し、警戒情報発令時に運動する場合には、エアコンがある屋内など涼しい環境を確保する。
参考資料・リンク
環境省
- 熱中症環境保健マニュアル2022(PDF:9.6MB)<外部リンク>
- 夏季のイベントにおける熱中症対策ガイドライン2020<外部リンク>
- 熱中症予防情報サイト<外部リンク>
気象庁
- 熱中症から身を守るために<外部リンク>
公益財団法人日本スポーツ協会
- スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック(令和元年5 月発行)<外部リンク>
- スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック改訂のポイント<外部リンク>
独立行政法人日本スポーツ振興センター
- 熱中症を予防しよう-知って防ごう熱中症-(PDF:5.2MB)<外部リンク>
- スポーツ事故防止ハンドブック(PDF:2.4MB)<外部リンク>
落雷対策について
考えられる対策・注意したいこと
- 屋外でのスポーツ活動における落雷の危険性を理解し、事前に気象情報を確認するとともに、天候の急変などの場合にはためらうことなく活動の変更・中止等の適切な措置をとる。
- 指導者の下でスポーツ活動を行う場合、落雷の危険を感知した際には、ためらうことなく指導者に申し出る。
- 厚い黒雲や、かすかでも雷鳴が聞こえるなど、落雷の兆候に注意し、落雷の危険がある場合には、すぐに安全な場所(鉄筋コンクリートの建物、自動車、バス、列車等の内部)に避難する。
参考資料・リンク
- 気象庁「全国の警報・注意報」<外部リンク>
- 気象庁「雷ナウキャスト」<外部リンク>
紫外線対策について
紫外線の浴びすぎは、日焼けなどの原因となるほか、皮膚がんや白内障などを引き起こす恐れが指摘されています。
考えられる対策・注意したいこと
個々のスポーツ活動の内容や性質、個人のスタイルにも配慮しながら、適切な対策をとりましょう。
- 紫外線の強い時間帯を避ける。
- 日陰を利用する。
- 日傘を使い、帽子をかぶる。
- 袖や襟のついた衣服で覆う。
- サングラスをかける。
- 日焼け止めを上手に使う。
参考資料・リンク
- 紫外線環境保健マニュアル2020(環境省)(PDF:3.9MB)<外部リンク>