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オオキンケイギクの栽培は法律で禁止されています!
更新日:2020年1月31日
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1.オオキンケイギクをご存じですか?
オオキンケイギクは、5月から7月頃にかけて黄色い目立つ花を咲かせる、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」において「特定外来生物」に指定されている植物です。
※「特定外来生物」とは、もともとその地域に生息していなかった外来生物のうち、生態系などに被害を及ぼすものをいいます。
かつては道路の法面緑化などに利用されていましたが、とても繁殖力が強く、在来の野草を脅かし、生態系に悪影響をおよぼすことが分かったので、現在では、外来生物法に基づき、新たに植えたり、種をまいたりして拡げること、保管や運搬についても禁止されています。
ご自宅にオオキンケイギクが咲いている場合には、駆除をお願いします。
2.駆除(防除)方法について
ご自宅で駆除を行う場合には、以下の方法で行ってください。
(1)根ごと丁寧に引き抜いてください。
オオキンケイギクは残された根茎等から容易に再生するため、可能な限り根ごと引き抜きます。
根ごと引き抜くことが困難な場合には、花を摘み取ります。
(2)引き抜いたものはビニール袋などに入れ、2~3日天日干しして枯死させたあと、燃えるゴミとして処分してください。
種の拡散を防ぐため、引き抜いたものについては必ずビニール袋などに入れてください。
花のみを摘み取る場合でも同様です。
※なお、自治会活動等で大量に処分する場合は、環境省にお問い合わせください
環境省のお問い合わせ先
環境省関東地方環境事務所野生生物課 電話:048-600-0817
3.その他の「特定外来生物」や「外来生物法」について知りたい方
- 環境省「外来生物法」ホームページ<外部リンク>をご覧ください。
- 周知チラシをご希望の方は、下記ファイルよりダウンロードしてお使いください。
鮮やかな黄色い花を咲かせる「オオキンケイギク」