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令和7年2月3日 実地調査議事概要

更新日:2025年6月16日 印刷ページ表示

1 概要

健康福祉部指定管理者評価委員会により、施設の現地調査及び指定管理者等からのヒアリングを実施した。

2 日時

令和7年2月3日(月曜日)午後2時00分から3時35分

3 場所

群馬県社会福祉総合センター
県立義肢製作所

4 出席委員

新木委員長、眞下委員、松岡委員、茂木委員、中西委員(社会福祉総合センターのみ)、上山委員(義肢製作所のみ)

5 議事

(1)群馬県社会福祉総合センター

主な質疑等

(サービスの提供内容)
【質問】8階の大ホールについて、利用実績や広報活動はどうか。
【回答】12月末時点で、稼働率は40%程度である。福祉関係者の利用はこれ以上見込めないと考えており、6ヶ月前からの予約を可能とするよう検討しているほか、商工団体を通じた周知などにも取り組んでいるところ。その結果、福祉関係以外の団体、例えばダンス教室の発表会などに利用いただくこともある。
【要望】8階の大ホールについて、ダンス教室の発表会などに利用されているのはいいことである。加えて、スタンウェイのピアノが備わっているので、ピアノ教室の発表会でも需要があるのではないかと思う。ニーズの開拓に取り組んでいただきたい。

【質問】施設の老朽化、特に8階の大ホールの後方壁紙や、3階の天井などが気になるが、修繕等にどのように取り組んでいるか。
【回答】県の所管課に相談しながら、防水関係の修繕などを計画的に取り組んでいるところである。高電圧装置にも不具合が出たが、対応済みである。
【要望】改めて現地を見て、老朽化に気づかされた。事故につながると危ないので、県とも相談しながら、優先順位を付けて取り組んでもらいたい。

【所感】昨年度、利用率が伸び悩んでいた和室や体育室について、改善に取り組んでいただいたと考える。また、駐車場スタッフの対応は今年も大変良かった。

【要望】体育室などは、やはり多くの人は存在を知らないのではないかと思う。周知、広報に努めていただきたい。

【要望】駐車場の混雑状況がホームページなどでより簡単に分かると有り難い。

(管理運営体制)
【質問】光熱費が高騰していると思うが、電気供給契約はどのように決めているか。
【回答】少しでも料金を削減するため、入札により事業者を決定している。

【質問】喫茶店が入っていた1階のテナントについて、新たな担い手を見つけるのはやはり難しいのか。
【回答】以前入っていただいていた喫茶店が赤字続きだったこともあり、テナント料を無料にしても担い手が見つからない状況である。
【所感・提案】常設のテナントでなくとも、例えばイベント限定でも何かやっていただけるといいのかなと思う。

(2)県立義肢製作所

主な質疑等

(サービスの提供内容)
【質問】昨年、一昨年に比べて利用件数が落ち込んでいるということだが、原因をどのように分析しているか。
【回答】利用者の高齢化が大きいのではないかと考えている。リタイヤされたり、あるいは納品前に逝去されたりする事例もある。意思伝達装置は納品までに一定の時間を要するため、納品前のことだと、売上げや件数には反映されない。
【質問】意思伝達装置は、受注から納品までどれくらいの時間がかかるのか。
【回答】ものによるが、2~3ヶ月くらいのイメージだろうか。市町村や県の選定が間に入るので、場合によってはもっと伸びることもある。

【質問】利用件数を実人数でも数えているか。
【回答】いますぐには分からないが、顧客情報を調べれば実人数を数えることはできる。
【質問】顧客の管理はどのようか。
【回答】データベース化し、管理している。
【要望】納品後のアフターフォローなど、定期的に連絡を入れるなどして、より良いサービスにつなげていただきたい。

【所感・提案】Facebookを活用するなど、広報にも積極的に取り組んでいただいている。さらなる取組として、例えば、利用者アンケートの結果が非常に良いので、これそのものを載せてみるとか、あるいは利用者の同意が得られれば、実際の利用者の声を紹介する方法もあるのかなと思う。

(その他)
【質問】民間との棲み分けはどのようになっているのか。
【回答】最近は、義肢が必要になった早い段階で、メーカーの指定等がなされるケースが多いように聞いている。県立として、他ではどうにもならないケースを担当することが多いと考えているが、一方では、ある程度の利用がないと経営が成り立たない部分もあり、難しいところ。全体のバランスを見ながらやっていきたい。
【要望】県立施設として差別化を図れるよう、取り組んでいただきたい。

【質問】設計などにAIの活用などは考えられるか。
【回答】設計ではないが、膝関節の制御にAIが使われているモデルがある。どうしても高価になるので、それほど普及はしていない状況。また、インソールを3Dプリンターで作るケースもある。部分的にコストは下がるが、義肢本体での活用は現状では難しいと考えている。

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