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熱中症予防対策と目の健康について
過ごしやすい季節の熱中症予防について
群馬県では、暑さが厳しかった夏の間、県民の皆さまに屋外での活動を控えるよう呼びかけてまいりました。
10月に入り、気温も下がり、過ごしやすい季節となってきています。これからは、自然と外出の機会も増えていく時季です。
しかし、夏が過ぎても熱中症のリスクが完全になくなるわけではありません。
気温が下がっていても、日中の暑さや湿度によって体に負担がかかることがあります。
外出の際は、こまめな水分補給や休憩を心がけ、無理のない行動をとるようお願いいたします。
引き続き、熱中症予防へのご協力をよろしくお願いいたします。
10月10日は「目の愛護デー」
10月10日は目の健康について考える大切な日です。
近年、屋外での活動が近視予防に効果的であることが注目されています。
人生100年時代と言われる今、子どもたちの視力を生涯にわたり良好に保つためには、子ども時代に近視を発症・進行させない取り組みが非常に重要です。
現在の子ども世代では、近視の増加と若年化が進んでおり、屋外活動の減少や近距離作業の増加など、環境要因の影響が懸念されています。
特に、日光を浴びる機会が少ない子どもほど近視になりやすい傾向があると報告されています。
参考:公益財団法人日本眼科医会ホームページ「気をつけよう!子どもの近視」<外部リンク>
紫外線対策も忘れずに
紫外線は夏だけでなく、一年を通して私たちの生活に降り注いでいます。
強い紫外線は、皮膚がんの原因となるほか、翼状片や白内障などの眼疾患のリスクを高めるとする報告もあります。
そのため、過度な紫外線を避けることは、健康を守るうえで非常に重要です。
外出や運動の際には、以下のような対策を心がけましょう。
- 帽子をかぶる(直射日光を避ける)
- UVカット機能のあるサングラスを着用する
- 日陰を活用する(長時間の直射日光を避ける)
過ごしやすい季節こそ、健康への配慮を
秋は気候も穏やかで、屋外での活動が心地よく感じられる季節です。
だからこそ、熱中症や紫外線、目の健康にも気を配りながら、無理のない範囲で屋外活動を取り入れていきましょう。