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第3回ぐんまネイチャーポジティブ戦略(仮称)策定検討委員会議事録

更新日:2025年10月9日 印刷ページ表示

開催日時

令和7年9月30日(火曜日) 10時00分~12時00分

開催場所

群馬県庁29階 第2特別会議室

出席者

14名(委員8名、事務局6名)

ぐんまネイチャーポジティブ戦略(仮称)策定検討委員会委員
氏名 所属等 備考
市田 智之 サントリーホールディングス株式会社
サステナビリティ経営推進本部
(地域共創)天然水の森グループ
スペシャリスト
 
齋藤 ゆかり 有限会社後閑養鶏園 取締役  
西部 沙緒里 株式会社ライフサカス 代表取締役
公益財団法人群馬県観光物産国際協会 理事
 
福嶋 誠 有限会社きたもっく 代表取締役  
夫馬 賢治 株式会社ニューラル 代表取締役CEO  
松井 孝夫 丸五ファーム体験農園 園主
NPO法人奥利根自然センター 事務局長
 
水口 剛 公立大学法人高崎経済大学 学長 委員長
𠮷井 広始 群馬県自然環境調査研究会 副委員長

会議

1 開会

2 あいさつ

3 議事

(1)ぐんまネイチャーポジティブ戦略素案について

  • 冒頭に概要がほしい。戦略素案の分量・情報が多いうえ、強弱がなく伝わりづらい。
  • 自然との接点のなかで人は生き・生かされているという体験や感覚が、ネイチャーポジティブを理解する上で重要。こうした側面からの伝え方もあるのでは。
  • 県民や企業の意識改革をどう促していくのかという観点が薄い。
  • 群馬県は観光戦略でリトリートの聖地と謳っており、ネイチャーポジティブと絡めてストーリーが作れるのでは。
  • 生物多様性の恵みを強調して、どのような得があるか強調すべき。ネイチャーポジティブを推進すれば、災害が減り、快適に暮らせるようになるということを前面に押し出してもよい。
  • おそらく日本国内で本当に原生林として残っているのはごくわずか。赤城の国有林などは奥山扱いではあるものの、ほとんどが過去に手を入れられた二次林という認識。適切な管理が必要。
  • 「生物多様性の保全」と「持続可能な利用の推進」を目指しているもののはずが、「持続可能な利用」の語が少ない。一部の空間だけを保全していくような戦略に見えかねない。国では自然資本という言葉が意識的に使われている。「生物多様性」、「自然資本」、「持続可能な利用」の3つのキーワードを意識するとよい。
  • 戦略が全方位的なものになっている。アンケートで意識の低かった若者を優先的に対象として取り組むことにすれば、具体的な施策が見えてくるかもしれない。
  • 若い人たちに自然の大切さを意識してもらうような教育が進むとよい。
  • 人々の生活の中で自ずと里地里山の自然が管理されていたものが、現在はそうではなくなった。ネイチャーポジティブは、人々の生活の中まで落とし込まないといけない。
  • 慣行農業によって生産性が維持されているので、慣行農業に対しては急な変革を求めず、市民農園や新規参入する人たちを新しい方向に誘導するなど、こうした地道な取組から、ネイチャーポジティブを人々の生活に落とし込めるとよい。
  • 第3章全般で「持続可能な利用」が欠けている。地域資源をいかに持続可能に使いながら成長していけるかが重要。
  • 事業と直結する部分としての自然資本といった書き方だと、企業として取り組むべき意義が出てくる。
  • 群馬県は、日本海側や関東地方の地形的要素が混在する日本の中心部。群馬県の生物相は高い多様性を有するのが特徴。レッドデータ種も多い。こうしたことを強調するのもよい。
  • 自然資源が持続可能な状態で活用されていることを指標にできるとよい。
  • 行動変容について指標化できるとよい。
  • 「企業」という言葉だけが使われているが、農業法人など企業ではないが経済活動をしている人々を含むような言い方が必要。

4 その他