本文
群馬県スポーツ推進審議会(令和7年度第3回)開催結果について
1 日時
令和8年2月10日(火曜日)14時00分~15時00分
2 場所
群馬県庁第1特別会議室
3 出席者
委員(15名中13名出席)
遠藤 祐司 公益財産法人群馬県スポーツ協会会長
齊藤 秀夫 群馬県中学校体育連盟会長
小野里 順子 群馬県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会副会長
中島 高志 群馬県パラスポーツ協会会長
木村 典代 高崎健康福祉大学健康福祉学部教授・公認スポーツ栄養士
設樂 政江 群馬県スポーツ推進委員協議会副会長
菅谷美沙都 上武大学ビジネス情報学部講師
高橋 俊一郎 群馬車椅子バスケットボール連盟会長
高橋 伸次 高崎経済大学地域政策学部名誉教授
武 育子 群馬県レクリエーション協会指導委員会委員長
田島 正徳 群馬県高等学校体育連盟会長
野村 徹 群馬県小学校体育研究会会長
福島 真季 公募委員
4 配付資料
- 次第
- 「第3期群馬県スポーツ推進計画(令和8年度~令和12年度)」の案及び「第3期群馬県スポーツ施設の設置及び管理に関する基本計画(令和8年度~令和12年度)」の案について
- 「群馬県スポーツ振興条例」に係る実施状況の検証について
- 「部活動改革及び地域クラブ活動の推進等に関する総合的なガイドライン(文部科学省)」について
- 湯けむり国スポ・全スポぐんま2029の準備状況について
- 令和8年度当初予算(案)について
- 令和8年度組織改正について
5 協議事項
(1)「第3期群馬県スポーツ推進計画(令和8年度~令和12年度)」の案及び「第3期群馬県スポーツ施設の設置及び管理に関する基本計画(令和8年度~令和12年度)」の案について
〈事務局説明〉
上記協議事項について、配付資料により事務局から説明を行った。
〈委員からの主な意見・発言等〉
〇委員発言
スポーツ推進計画に係るパラスポーツに関する表現について、「相互理解」という言葉を見直していただき、「障害の有無に関わらず共にスポーツを楽しむ」という表現に整理された。これは、多様な人々が同じ立場で関わるという共生社会の本質を、より的確に表した修正であり、現場の実感とも合致していると考えている。
また、こどもから広がる共生社会への理解促進や、リバースエデュケーションの考え方が盛り込まれた点についても重要であると考えている。パラスポーツは競技力向上のみならず、こども達が自然に多様性に触れ、価値観を育む機会として、大きな可能性を持っている。こうした視点を踏まえた修正を加えていただいたことに、感謝申し上げたい。
この計画が、現場での取組に繋がっていくことを期待するとともに、当会としても積極的に連携していきたい。
(2)「群馬県スポーツ振興条例」に係る実施状況の検証について
〈事務局説明〉
上記協議事項について、配付資料により事務局から説明を行った。
〈委員からの主な意見・発言等〉
○委員発言
今回の改正により、「年齢、性別、国籍、障害の有無等にかかわらず」という表現が追加され、共生社会の理念が謳われた点は、非常に意義深いものと考えている。
これは、新・群馬県総合計画の方向性や考え方とも整合するものであり、また、パラスポーツを通じた共生社会の実現という視点を、計画だけなく、条例の目的や基本理念の中にも明確に位置づけようとする意図によるものと受け止めている。こうした改正の方向性や考え方について、賛成したい。
6 報告事項
(1)「部活動改革及び地域クラブ活動の推進等に関する総合的なガイドライン(文部科学省)」について
〈事務局説明〉
上記報告事項について、配付資料により事務局から説明を行った。
〈委員からの主な意見・発言等〉
なし
(2)湯けむり国スポ・全スポぐんま2029の準備状況について
〈事務局説明〉
上記報告事項について、配付資料により事務局から説明を行った。
〈委員からの主な意見・発言等〉
〇委員発言
開催の準備状況について、対人でもプロモーションをされているとのことだが、県民や参加者の反応を伺いたい。
●事務局
対人でのPRについて、例えばスポーツイベントでのPRでは、スポーツに関心のある方が参加されていることもあり、既に国スポのことを知っている方もいるし、これを機に2029年に国スポ全スポが開催されることを知っていただくような場面もあった。
一方、ファミリー層が参加するようなスポーツとは関係のないイベントでPRする際は、まずは国スポ全スポとは何かご説明させていただき、2029年に向けた機運醸成に努めているところである。
〇委員発言
以前の審議会で、オール群馬で盛り上げようという意見があった。資料を見て、どのようにオール群馬で盛り上げていくか見えてこなかったので、その点をお伺いしたい。
●事務局
来年度の広報・機運醸成について、今年度から3年間で事業を展開し、様々な取組みを実施していく予定である。
大事な視点として、県内各35市町村との連携・連動した取組というのをポイントとして、事業を構築している。現時点で具体的な内容は定まっていないが、各市町村にもスポットが当たるような形で、県内全域を盛り上げていきたい。
それから、県民の方に参加いただいたり、体験していただいたりするようなイベントも含め、多くの方々に向かって広報ができるような形にして、県民一体となれる機運を醸成していくプログラムにしていきたいと考えている。
〇委員発言
小学生・中学生等のこども達が、思い出に残るひと時にしていただけたら嬉しい。県内各地で開催されるため、のぼり旗や画用紙等に、選手への応援メッセージなどを記載し迎えることの喜びを伝えたり、実際に大会の風景を観覧し応援をする等、一生涯の思い出に残るよう、様々な取組みが考えられると思う。ぜひとも盛り上げていただきたい。
〇委員発言
先日イオンモール高崎でブース出展していたパラスポーツ体験会に、こども達と一緒に参加したが、初めて体験するこども達が楽しそうにしていた。自分のこども達をみていて、県内のこども達に体験してほしいと感じた。
ホームページや群馬県の公式LINEアカウントで案内されていることは承知しているが、結局買い物に来ている方々が参加することが多いと思う。ぐんまマラソンのブースの中には、無料でグッズ等を配っているようなものもあったが、グッズだけもらって帰るという人の流れがあった。
人が集まる場所だけでなく、小学校で宣伝する等、県内平等にこども達に宣伝する機会があると、更に取組みが広がると思う。
●事務局
小学校でパラスポーツをPRする機会を作ったらどうかという御意見について、今後教育委員会等と連携しながら、検討してまいりたい。
加えて、来年度は、パラスポーツの普及加速化事業ということで、パラアスリート講師によるワークショップ型の事業やパラスポーツの体験プログラムを、小学校等で開催する事業を検討している。こうした事業を通じて、PRしてまいりたい。
〇委員発言
資料に開催準備スケジュールが記載されているが、元号が記載されている。「湯けむり国スポ・全スポぐんま2029」という愛称がある中で、なぜ西暦を使わないのか。2029という愛称を用いて機運醸成を行っている中で、資料に元号を用いるのは、ギャップがあるように感じる。大事なことだと思うので、組織内で統一した方がよいと感じる。
●事務局
お話いただいた視点は、大変重要だと思う。行政は資料に元号を用いることが多いが、群馬で国スポ・全スポをやるという点を押し出していくためにも、いただいた御意見を参考に、作成する資料を考えていきたい。
〇委員発言
強い要望として、よろしくお願いしたい。
(3)令和8年度当初予算(案)について
〈事務局説明〉
上記報告事項について、配付資料により事務局から説明を行った。
〈委員からの主な意見・発言等〉
〇委員発言
スポーツ栄養士として、選手育成に関わっているが、その中で競技団体と、アスレチックトレーナーやスポーツ栄養士等とのマッチング事業を開始し、選手をサポートさせていただいているところである。そういった中で、栄養士やアスレチックトレーナーを付ける際の予算費用に関して、報告させていただきたい。
スポーツの世界における専門家や審判員の起用について、それまでボランティアのような感覚で参加をされているという現状が強くあると感じてきた。そういった中で、しっかり予算を付けていただいた点について、とても大きい功績だと感じている。
また、競技団体とヒアリングする中で、切実な問題と感じるは、特にマイナー競技の場合、国スポに向けて選手を一生懸命育成したとしても、若い選手が県内に残らないという大きな課題があるということがよくわかった。国スポに向けて選手の育成をしていく中で、選手が県内に残り、県のスポーツの振興に関わってもらうことが重要だと感じた。そういう意味で、アスリート就職支援に予算を付けていただいたのは、大きい進化だと思う。
●事務局
いかに指導者、選手が活躍できる体制を整えていくかが課題の中で、非常によい予算になったと思う。来年度、しっかり実行してまいりたい。
(4)令和8年度組織改正について
〈事務局説明〉
上記報告事項について、配付資料により事務局から説明を行った。
〈委員からの主な意見・発言等〉
〇委員発言
湯けむり国スポ・全スポぐんま大会局は、いつまで継続となるのか。
●事務局
大会が終わる2029年までと思われる。来年度以降も2029年に向けて、更に組織が大きくなることが見込まれる。
〇委員発言
大会が終わると同時に解散となるのか。
●事務局
そのとおりになることが見込まれる。
7 その他
〈委員からの主な意見・発言等〉
〇委員発言
昨年10月28日に県の小学校陸上記録会が開催されたが、今年度は県陸上協会と協力し、記録会の前に、夏の世界陸上で活躍した柳田選手、井上選手、そして高校生の菅野選手をお呼びし、実際に走る姿を見てもらった。例年行っていなかった陸上教室を開催し、現在の小学校6年生が、群馬で開催される2029年国スポではBクラスの選手になる可能性もあることから、興味付けしていくということで取り組んできた。選手の本物の姿を見ることができて、大勢のこども達や保護者に、興味をもって見学していただくことができた。
来年度以降も、陸上の走る種目に限らず、他のスポーツにおいても、スポーツ教室のようなものから、こども達にスポーツに親しんでもらい、更に一流選手を目指すといった強化への興味付けにも繋がるような機会を続けていけるとよいと感じる。
また、小学校におけるパラスポーツのPRついて、教育委員会中心に進めていくことになると思うが、当会としては、県内全ての体育の校長先生等が集まった組織であるため、こちらからも周知・宣伝することが出来る。そういったことにも、ぜひ協力させていただければと思う。
以上








