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群馬県野菜振興計画2030
1.策定の趣旨
本県は全国でも有数の農業産出県であり、首都圏をはじめ全国各地の消費地への重要な供給産地となっている。特に野菜は本県農業産出額の約4割を占めており(令和6年:1,042億円、全国6位)、恵まれた自然環境や立地条件を活かして、年間を通して多様な品目が生産されている。しかし、野菜生産を取り巻く状況は、生産者の高齢化や人口減少に伴う担い手不足、人件費・資材費等の物価高騰、猛暑・豪雨等の異常気象、野菜消費量の減少や輸入野菜の増加などにより、年々厳しさを増している。
このような状況を踏まえ、野菜の主要品目の現状や課題、推進対策等の基本方針を定めた『群馬県野菜振興計画2030』を策定し、「収益性の高い野菜経営の実現」に向け、本県農業の大きな柱である野菜の生産振興を力強く推進する。
2.位置づけ
本計画は『群馬県農業農村振興計画2030』の野菜部門の個別基本計画に位置づけ、その生産振興にあたって具体的な計画を示すものである。
3.計画の期間
令和8年度を初年度とし、令和12年度を目標年度とする5か年とする。
ただし、社会・経済情勢や消費者・実需者ニーズに大きな変化が生じた場合や、新たな課題への対応が必要となった場合は、適宜見直すこととする。
4.計画の構成
本計画は、全体計画、県域主要品目推進計画及び地域別推進計画の三つで構成する。
全体計画では、本県の野菜生産振興における基本理念及び基本目標を示すとともに、目標達成に向けた3本柱(「産地対策」「販売・消費対策」「セーフティネット」)、野菜生産の課題と推進対策、並びに戦略的振興品目について記載する。
県域主要品目推進計画は、本県で広く栽培され、直近5年間において産出額順位が上位9位以内で安定していることに加え、令和6年の農業産出額が30億円以上であるなど、生産規模が大きく経済的に重要な9品目(キャベツ、きゅうり、ほうれんそう、なす、トマト、えだまめ、ねぎ、レタス、いちご)を指定し、総合的かつ戦略的な推進を図る。また、地域別推進計画は、各地域に根差した特色ある品目について地域ごとに戦略的な振興を図るものである。








