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令和8年度 病害虫情報 第5号(シロイチモジヨトウ)
更新日:2026年9月14日
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令和8年度 病害虫発生予察情報第5号(シロイチモジヨトウ) (PDF:849KB)
シロイチモジヨトウの誘殺数が急増しています。適期防除により被害を防ぎましょう。
概要
- フェロモントラップ(注1)調査では、8月第6半旬(注2)の誘殺数が2地点とも急増し、平年を上回っています(図1、表1)。
- 今後、気温が高い予報であり、シロイチモジヨトウによる被害の増加が懸念されます。
- 被害を防ぐため、定期的にほ場を巡回し、防除適期を逃さないように注意してください。
(注1)シロイチモジヨトウ雌の性フェロモンを利用して誘引される雄成虫を捕まえるトラップです。
病害虫防除所では、このトラップを利用して各種害虫の発生状況を調査しています。
(注2)半旬とは上旬、中旬、下旬の旬の概ね半分の期間で、毎月1日~5日が第1半旬、21日~25日が第5半旬となります。第6半旬は26日~各月末までとなります。


図1 シロイチモジヨトウのフェロモントラップ調査結果
(注)
- 縦軸は誘殺数を表します。平年は過去10年の平均です。
- 横軸は月ごとの半旬を表します。
| 調査地点 | 伊勢崎市 | 太田市 |
|---|---|---|
| 本年 | 217 | 960 |
| 平年 | 115 | 357 |
| 平年比(%) | 189 | 269 |
(注)
- 「平年」:過去10年間の平均頭数
- 「平年比(%)」:平年の頭数を100とした時の本年頭数の割合
1 現在までのフェロモントラップへの誘殺状況
- 8月第6半旬の誘殺数は、2地点とも平年を上回り、特に太田市では平年比269%となっています(図1、表1)。
2 今後の発生予測
- 気象庁が発表した関東甲信地方の向こう1か月予報(9月10日発表)および3か月予報(8月25日発表)によると、今後も気温が高い見込みです。
- 8月下旬の作物における発生量は、ネギにおいて一部地域で平年を上回っています。
- シロイチモジヨトウの発生に好適な高温傾向が予報されていることに加え、フェロモントラップ調査での誘殺数も増加していることから、今後、発生量および被害の増加が懸念されます。
- 最新のトラップ調査結果(注3)を確認するとともに、県等が発表する情報に注意してください。
(注3)最新のトラップ調査結果については、ページ下の「4」をご覧ください。
3 予想される被害と防除対策
- シロイチモジヨトウ幼虫(写真1)は野菜類、花き類の葉、果実や花蕾、花弁を食害します。
- 中老齢幼虫や葉の内部に潜入した幼虫は、農薬の効果が低下します。
- 防除適期は、ふ化後から食入する前までの短い期間です。定期的にほ場を巡回し、防除適期を逃さないように注意してください。
- ほ場をよく見回り、葉先のかすり状の症状や白変葉、若齢幼虫の早期発見に努め、適期防除を行ってください。
- 雑草にも寄生するため、ほ場周辺の雑草を除去してください。
- 農薬の使用に際しては、必ず農薬のラベルに記載されている使用方法、注意事項等を確認して適正に使用してください。

写真1 ネギを食害するシロイチモジヨトウ幼虫

写真2 シロイチモジヨトウによる被害(ネギ)
4 シロイチモジヨトウの最新のトラップデータ
毎週金曜日更新のトラップ調査結果(PDF)は、病害虫発生予察情報一覧のページの「令和8年各種トラップ調査結果」をクリックしてください。
(シロイチモジヨトウは4ページ目です)
https://www.pref.gunma.jp/page/20720.html







