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林地開発許可箇所にかかる緊急点検結果について
更新日:2021年8月20日
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県では、熱海市で発生した大規模土石流災害を踏まえ、林地開発許可箇所のうち、現在開発行為を施行しているところについて緊急点検を行いました。
点検期間は7月21日から30日の間に実施し、調査箇所は全76箇所です。その結果、直ちに災害の発生につながる恐れのある箇所は発見されませんでした。
※林地開発許可制度の対象となる開発とは
地域森林計画の対象民有林において行う、面積が1ヘクタールを超える開発行為
1 点検箇所
管内別 | 点検箇所数 |
---|---|
渋川森林事務所管内 | 13箇所 |
西部環境森林事務所管内 | 22箇所 |
藤岡森林事務所管内 | 13箇所 |
富岡森林事務所管内 | 0箇所 |
吾妻環境森林事務所管内 | 10箇所 |
利根沼田環境森林事務所管内 | 4箇所 |
桐生森林事務所管内 | 14箇所 |
合計 | 76箇所 |
2 点検結果
現地において、目視により盛土のり面からの湧水、表流水による浸食跡の有無などについて確認したところ、一部において小規模の盛土のり面の浸食、水路工の一部破損が確認されましたが、盛土の崩落につながる異常は確認されませんでした。
なお、一部破損等が見られた箇所については、開発申請者に対して直ちに改修するよう指示しました。
3 今後の対応
上記の箇所以外に、林地開発を許可し、既に完了した箇所の盛土についても今後、順次点検を実施します。