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「環境保全型農業推進コンクール」「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」受賞事例

更新日:2019年10月4日 印刷ページ表示
環境保全型農業推進コンクール受賞事例
受賞年度 取り組み名 受賞団体 受賞名 取り組みの概要
平成7年 果菜類における減化学肥料栽培 新田郡農協 奨励賞  
平成8年 葉菜類における減農薬栽培 JAあがつま北軽井沢産直部会 優秀賞
(全中※注1)
 
平成9年 れんげすき込み減肥栽培 妙義町天王地レンゲ米栽培研究会 奨励賞
  • 1996(平成8)年から水田裏作にレンゲを導入し減化学肥料の米の生産に取り組んでいる。
  • 地区水田面積の5分の1にレンゲを播種し、美しい農村の景観形成にも役立っており、町全体への取り組みに拡大している。レンゲ祭の開催で、地域住民と活発な交流活動を行っている。
平成10年 土づくり・減農薬でコンニャク栽培 子持村
後藤農園
奨励賞
  • コンニャクの栽植密度を標準より20%少ない疎植とし、腐敗病等が発生しても蔓延しないようにしている。
  • 耐病性品種の導入によるボルドー液の散布回数の削減と、緑肥作物との輪作により大幅な農薬の節減を実現している。
  • 植え付け直後にエン麦をバラまきして、雑草の発生を抑制するとともに、土壌表面からの土砂の跳ね上がりによる腐敗病、葉枯病の発病を抑制している。
平成11年 野草で育てた「みんなの牛乳」と無農薬米 東毛酪農 優秀賞
(環境※注2)
  • 地域資源としての利根川河川敷の自然の野草を粗飼料に利用した酪農経営を展開。
  • 酪農からの牛糞堆肥の投入(2.5トン/10アール)により土づくりを推進している。
  • 再生紙マルチを利用した無農薬栽培米の生産をおこなっている。
  • 消費者からの支援活動を受け、「みんなの牛乳」や安心できる米の供給をしている。
平成12年 無農薬・無化学肥料栽培への取り組み くらぶち草の会 大賞
(農林水産大臣賞)
  • 村の特産物であるナメコの廃床、鶏糞、稲わらや近隣市町村からのムギワラ等を活用し、地域自給を原則とした自然循環農業を実践してる。
  • 耕種的防除、物理的防除、生物的防除を組み合わせた、病害虫に対する総合的な防除を実施している。
  • スーパー、消費者グループ等に対する生産過程の情報公開や、ファームステイや収穫体験、直売所の運営等を通した消費者団体等との交流を行っている。
平成13年 環境との調和を目指すダイコン栽培 エン麦の会 優秀賞
(環境※注2)
  • ダイコン作付け前後の期間に、緑肥としてのエン麦やライ麦を作付けることで、土づくりおよび景観保全に取り組んでいる。
  • たい肥の施用、緑肥の導入、土壌分析などにより土づくりを積極的に行っている。
  • 毎年10月に「緑のキャンパス」というイベントを行い、村内の中学生がエン麦畑を刈り取り地上絵を作成するなど、地域との交流を行っている。
平成14年 有機栽培への取り組み 上州なっぱの会 優秀賞
(環境※注2)
  • 100%有機の肥料を使い、無化学肥料栽培を行っている。
  • 良質なたい肥を自己生産し、土づくりを行っている
  • 雑草、病害虫対策等を工夫し、有機栽培を行っている。
  • 取引先スーパーの産直祭で販売を担当するなど、消費者と直に交流を行っている。
平成15年 健康・環境・安全をテーマにした栽培 ゆあさ農園 奨励賞
  • 病気に強い品種の栽培による減農薬ウメ栽培
  • たい肥、緑肥作物の利用と農薬を使用しないキウイフルーツの栽培
  • 自家発電ソーラーシステムの利用
  • 民間企業での経験を生かした、栽培・加工・販売までの一貫体制
平成16年 エコファーマーによるトマトの生産組合 JAたのふじトマト生産販売組合 奨励賞
  • 土壌分析結果に基づいた、環境に負荷をかけない施肥設計
  • 組合員全員がエコファーマー認証を取得
  • トマト残渣のすき込みと太陽熱土壌消毒
平成17年 有機栽培コンニャクを消費者に提供しよう 赤城自然栽培組合 優秀賞(環境※注2)
  • 有機JASの認証取得
  • トウモロコシやハクサイなどとの輪作による連作障害回避
  • 組合員向けのマニュアル整備による工程管理
平成18年 「安全で安心して」食べられるナシ栽培の実践 木瀬果樹部会 奨励賞
  • フェロモン材導入により化学合成農薬の25%削減
  • 毎年、土壌診断を実施し、堆肥などによる土づくりの徹底。
  • 全量直売による消費者との交流
平成19年 化学肥料不使用・化学合成農薬を極力控えたトマト栽培 栗田温室農園 大賞(農林水産大臣賞)
  • 化学肥料を使用せず、有機物を中心とした土づくりの徹底により30年の連作が可能
  • IPMの実践により、化学合成農薬を極力抑えた取組。
  • 直売を中心とした、消費者との顔のみえる関係。
平成20年 特別栽培農産物の生産から加工・直売までの取組 農業生産法人有限会社たけやま 大賞(農林水産大臣賞)
  • 特別栽培による大豆、麦等の生産・加工から直売まで
  • 農業受託やソバ振興により耕作放棄地の抑制
  • 消費者との交流会による顔のみえる関係
平成21年 全国一の夏秋キャベツ産地 嬬恋村環境保全型農業推進協議会 奨励賞
  • 農薬適正使用・化学農薬低減への取組
  • グリーンベルトによる表土流出防止対策
  • GAP、エコファーマーの取組
平成23年 特別栽培農産物の加工品開発及び学校給食への提供 高崎市農業協同組合 優秀賞(全中※注1)
  • 地域独自の特別栽培農産物認証制度の取組
  • 地産地消、食育活動の推進による特別栽培農産物の学校給食への利用
  • 農商工との連携による特別栽培農産物の農産物加工及び商品開発
平成24年 農薬不使用の特別栽培コシヒカリ (有)よしもと農場 優秀賞(環境※注2)
  • 農薬不使用及び本田における化学肥料不使用の特別栽培米
  • 食農教育やインターンシップ受け入れによる理解促進
  • ホウネンエビやカブトエビの発生、シラサギやカモの飛来する生物多様性
平成25年 東京都北区と連携した有機農業 甘楽町有機農業研究会 最優秀賞
  • 東京都北区と連携したリサイクル事業を行っている。
  • すべて契約栽培であり、実需者の意向を把握しながら多様な販売を行っている。
平成25年 県内農業高校初有機JASの取り組み 群馬県立安中総合学園高等学校 特別賞(環境※注2)
  • 県内農業高校初の有機JAS認証を取得した。
  • 6次産業化や食育活動にも積極的に取り組んでいる。
平成26年 GAPで取り組む環境保全型農業 有限会社 あずま産直ねっと 関東農政局長賞
  • IPM技術等の導入やJGAPを取り入れた環境保全型農業を実践している。
  • 研修生を積極的に受け入れ、人材育成に大きく貢献している。

※注1:全中→全国農業協同組合中央会会長賞
※注2:環境→全国環境保全型農業推進会議会長賞

「環境保全型農業推進コンクール」は、平成29年に「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」に名称を変えて継続しています。​

未来につながる持続可能な農業推進コンクール受賞事例
受賞年度 部門 取組名 受賞団体 受賞名 取組概要
平成30年 有機・環境保全型農業 有機JAS認証ほ場を増やし、持続的な世界のモデル有機農場を目指して 株式会社プレマ 関東農政局長賞
  • 土壌診断に基づく施肥設計を季節ごとに実施し、環境負荷が少ない資材の利用を推進している。
  • 有機JAS認証に沿った生産記録を整備し、情報公開を行っている。
  • 前橋市推奨の「赤城の恵ブランド」に認証された小松菜を首都圏中心に販路を広げ、輸出に向けた取組も始めている。