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家族経営協定

更新日:2011年3月1日 印刷ページ表示

1 家族経営協定とは

 農業経営や生活、将来の目標などについて家族で話し合い、文章にまとめることです。文章にすると、いつでもその内容を確認でき、皆が「協定を守ろう」という気持ちになります。家族だからこそ、気持ちよく働き、生活するための環境づくり、ルールづくり(家族経営協定)が必要です。

2 家族経営協定の効果

家族員の経営参画の促進

 将来の目標や役割分担などについて、意見を出し合って決めることにより、各自がやりがいをもって主体的に農業に取り組むことができます。

農業経営の発展

 家族員の経営参画将来の目標や役割分担などについて、意見を出し合って決めることにより、各自がやりがいをもって主体的に農業に取り組むことができます。

農業後継者の確保・育成

 協定書に就業条件などが明記されることから、後継者は就農しやすくなり、世代交代も円滑に行われます。

女性・高齢者に対する適正な評価

 女性や高齢者の役割が適切に評価されることにより、女性の経営参画や高齢者の生きがいづくりにつながります。

3 協定締結までの手順

 家族経営協定締結までの手順は、次のとおりです。
 協定締結に関するご相談は、最寄りの市町村農業委員会または各農業事務所(普及指導課)及び各地区農業指導センターにお問い合わせください。県内協定締結者の取り決め内容

1 まずは話し合い

 家族みんなで農業経営や生活について話し合い、現状を確認しましょう。

2 対策を考える

取り決めの内容や共通の目標を立てましょう。

  • 経営(方針、役割分担、報償・収益配分、休日、就業時間、経営継承、相続など)
  • 生活(家事・育児・介護の役割分担、住まい方、老後のくらしなど)

3 協定を結ぶ

協定書を作成しましょう。

  • 家族で話し合った内容を文書にしてみましょう。

協定書に調印しましょう。

  • ルールを確かなモノにするため、立会人(農業委員会長等)のもとで、調印する事により、内容が社会的に認められます。また、調印した家族員の意識が高まります。

4 協定の実行と見直し

 定期的に締結に応じた内容が実行されているかチェックし、必要に応じて新たに合意した項目や内容を追加します。

4 ライフステージに応じ、協定を更新しましょう!

後継者の就農 後継者のにやる気と責任と自身を持たせます。

 【取り決め事項】営農計画・部門分担、経営管理分担・就農条件

後継者の結婚 家族の一員として配偶者を迎え、各自の役割と責任を明確にします。

 【取り決め事項】経営計画・役割分担・就農条件・経営継承の時期、方法、内容

経営継承スムーズな経営の継承で承継後の生活安定を図ります。

 【取り決め事項】収益の配分・承継後の生活保障・資産の相続計画