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令和6年度農薬危害防止運動の実施について
更新日:2024年6月1日
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夏は農薬を使う機会が増えます。県は、6月1日から9月30日まで「農薬危害防止運動」を実施し、農薬の使用などについて注意喚起をしています。農薬は、除草や殺虫、殺菌などに効果を発揮する反面、使い方などを誤ると人や動物の健康、あるいは周辺環境に影響を及ぼすおそれがあります。農薬の使用や保管に当たっては、以下の点に注意し、事故を防ぎましょう。
農薬の使用や保管に当たっての主な注意点
使用時の注意点
- 病害虫の早期発見に努め、定期的に散布するのをやめたり、農薬の使用回数と量を減らす
- 容器に表示されている使用方法や使用上の注意事項をよく読んで、正しく使う
- 散布するときは、マスクや保護眼鏡などを着用する
- 散布する場所の周辺環境に配慮し、事前に近隣の人に、使用目的や日時、農薬の種類などをよく知らせておく
- 家畜、農作物などに被害を及ぼさないよう、農薬の飛散(ドリフト)に注意する
- 土壌くん蒸剤の処理期間中は必ずポリエチレンフィルムなどのシートで地表面を被覆する
- 散布中や散布後に体調が悪くなった場合には、医師の診察を受ける
- 作業後は体をよく洗い、衣服を着替える。また散布当日の飲酒は控える
- 使用履歴の記帳を徹底する
保管・管理についての注意点
- 残った農薬や散布機具を洗った水などを、河川や排水溝などに流さない
- 空容器はよく水洗いし、適正に処理する
- 子どもの手の届かない場所に鍵を掛けて保管する
- 誤用や誤飲、誤食を避けるため、農薬やその希釈液をペットボトル、ガラス瓶など別の容器に移し替えない
- 農薬が盗難に遭ったり、紛失したりした場合は、すぐに最寄りの警察署に通報する
関連資料
令和6年度農薬危害防止運動リーフレット