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牛肉の放射性物質検査結果について(10月26日)
更新日:2013年10月24日
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平成24年10月25日に県内の食肉処理場へ出荷された群馬県産牛肉について検査したところ、県内の教育機関から出荷された廃用牛1頭において、基準値(放射性セシウム100Bq/kg)を超過したものが確認されました。この牛肉については、流通させず廃棄処分とします。同時にと畜された肥育牛2頭から放射性セシウムは検出されていません。
本県では、牛肉の全頭検査を実施しており、基準値を超過した牛肉は一切流通していません。
1 当該牛肉
黒毛和種(繁殖雌牛)14歳
2 と畜日
平成24年10月25日
3 採材場所
群馬県内の食肉処理場
4 検査機関
県農業技術センター
5 検査結果
放射性セシウム134 | 73Bq/kg(検出限界9.8Bq/kg) |
---|---|
放射性セシウム137 | 117Bq/kg(検出限界9.1Bq/kg) |
放射性セシウム合計 | 190Bq/kg |
6 当該牛肉の取扱い
焼却処分
7 検出された原因
繁殖牛に給与可能であった旧暫定許容値以内の牧草を平成24年3月31日まで給与していたため、放射性セシウムを含まない飼料で飼い直しを行っていた。その後、平成24年9月から平成24年度産の新暫定許容値以内の牧草を給与していたが、当該牛が受胎しなかったため、十分な飼い直し期間を設けず急遽出荷してしまったためと考えられます。
8 対応策
当該の教育機関に対し、飼養管理の徹底を強く指導するとともに、県内の牛飼養農家、教育機関に対しても、廃用牛の飼養管理の徹底を再度周知します。