ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 農政部 > 農村整備課 > かんがい排水事業

本文

かんがい排水事業

更新日:2021年11月1日 印刷ページ表示

 渇水の頻度が増している中で限られた水資源の有効利用を図るため、水利用の実態に即した農業用水の確保と、多面的な活用を含めた農業水利施設のきめ細やかな整備が必要となっています。
 そこで、農業に欠かすことの出来ない水の安定確保のため、用水路の改修や長寿命化のための補修などの整備事業を行っています。
 必要な水の確保を行い、干ばつや水害の防止、維持管理や農作物栽培管理の合理化など、農業生産を向上させるため、下記の事業を実施しています。
 また、自然災害等の防止にも役立っています。

農業水利施設保全合理化事業

 農業水利施設の老朽化が進み、水管理労力の負担が重くなっており、このことが担い手農家への農地集積が進まない大きな要因となっています。
 さらに、農業水利施設の老朽化に起因する突発事故の発生件数が増加傾向にあり、農業被害だけでなく、住宅や公共施設への二次被害を及ぼすリスクが高まっています。
 そこで、パイプライン化等により水管理の省力化を図るとともに、老朽化した農業水利施設の機能診断や補修による農業水利施設の長寿命化や安全性の向上を図ります。

水利施設整備事業

 県内の基幹的な農業水利施設は、主に1960年代~1970年代に建設されましたが、その施設の多くが造成から約50年を迎え、老朽化が進行しています。
 このため、継続的に農業用水を安定供給するための施設更新が必要となっています。
 しかし、これらの施設をすべて再建設するためには莫大な建設費を要することから、既存施設の有効活用を図りつつ、長寿命化を図ることが必要となっています。
 老朽化した農業用水路を改修して、節水機能の強化と地域の用水路として防火用水等の多面的機能を備えた整備を行います。

1)基幹水利施設保全型

 国営土地改良事業及び都道府県営土地改良事業により造成された農業用用排水施設等で、機能保全計画に基づき、補修、補強、更新等の対策工事を実施

2)地域農業水利施設保全型

 市町村や土地改良区により造成された農業用用排水施設等で、機能保全計画に基づき、補修、補強、更新等の対策工事を実施

水利施設整備事業(基幹水利施設保全型)の実施事例

大正用水地区の老朽化した水路・改修前の写真
大正用水地区【老朽化した水路・改修前】

大正用水地区の改修後の写真
大正用水地区【改修後】

赤城大沼用水地区の石積水路補強工の写真
赤城大沼用水地区【石積水路補強工】

赤谷川沿岸地区の猿ヶ京サイフォン塗装の写真
赤谷川沿岸地区【猿ヶ京サイフォン塗装】

農村整備課トップページへ