本文
決算特別委員会環境農林分科会が県内調査を実施しました(令和4年10月17日)
1 調査目的
委員会活動として、「令和3年度の群馬県一般会計歳入歳出決算の認定に関すること」について、現地調査を実施し、委員会審査の参考とします。
2 調査日時
令和4年10月17日(月曜日)
3 調査項目
(1)県営農地中間管理機構関連農地整備事業下江黒地区(明和町)
かつて本地区は、ほ場が10アール区画と狭小な田畑混在地帯であり、農作業道も狭い砂利道のため、農作業の効率化に支障をきたしていました。
現在は、生産基盤整備事業の実施により農地の集積・集約化を図り、農業生産法人等の担い手に地区内農地の全てを集積して、大型農業機械等による効率的な農業を行っています。併せて、米麦からキャベツ等の高収益作物への転換を行っており、水田再整備の先駆的な地区として調査を行いました。
下江黒地区にて
(2)株式会社長谷川萬治商店(館林市)
同社は東京都に本社を置き、木材問屋業・木材加工業・建築施工業の3事業を実施しています。木材加工事業は、木構造の代表的な3工法(木造軸組工法、ツーバイフォー工法、金物工法)に加え、大断面集成材加工、CLT工法、DLT工法等の特殊加工対応により、住宅から中・大規模木造建築まで幅広く木造建築用材の加工に対応しています。令和3年度国庫補助事業により、関東圏域で初めて、木造非住宅の主要構造材を専用に加工する「CLT大断面集成材兼用加工装置」を導入しています。公共建築物の木造化や中・大規模建築物の木造化を推進しており、その取組を調査しました。
株式会社長谷川萬治商店の工場で説明を受ける様子
4 出席委員
主査:岸善一郎、副主査:高井俊一郎
委員:狩野浩志、委員:伊藤祐司、委員:萩原渉、委員:加賀谷富士子、委員:入内島道隆、委員:亀山貴史