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議第9号議案(令和4年)

小児医療センターの方向性について早期の結論を求める決議

 小児医療センターは、昭和57年4月1日に開設以来、県内唯一の小児医療専門病院として、また、本県の「小児医療・周産期医療の最後の砦」として、非常に重要な役割を担ってきた。
 しかしながら、当施設は、築40年が経過し、施設の老朽化や狭隘化が深刻な問題となっている。電気設備や給排水設備など、改修を要する施設が多数あり、病室や検査・薬剤部門等においては、現在の医療や医療機器の進歩に対応したスペースが充分に確保できない状況となっている。最近では、手術室の天井からの水漏れにより、手術の準備が遅れるといった事例も発生しており、県民に必要な医療を供給することができるのか危ぶまれる状況となっている。
 また、医療の面では、「総合周産期母子医療センター」としての十分な機能を担うための、産科医・新生児科医の安定的な確保や、母体合併症への対応が困難な状況となっている。
 令和2年度から令和3年度にかけて開催された「県立病院の未来を考える有識者会議」においては、これらの問題に対して、「施設老朽化の状況から建て替え整備が必須」との意見が出されている。
 現在、病院局では、建物の対応を喫緊の課題として捉え、今後の方向性を検討しているとのことであるが、現在の状況から判断すると検討している猶予はなく、一刻も早く小児医療センターの方向性について、結論を出す必要がある。また、方向性を出すのに当たっては、地元の意見をしっかりと聴取することに留意しなければならない。
 最後の砦である小児医療センターの医療が停滞することは許されないことであり、本県議会として、小児医療センターの方向性について、地元の意見も踏まえ、早期に結論を出すよう強く要望する。

 以上、決議する。

 令和4年12月14日

 群馬県議会