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議第2号議案(令和5年)

農林水産業における資材等高騰への支援を求める決議

 新型コロナウイルス感染拡大の長期化やロシアのウクライナ侵略、円安などの影響により、電気・燃料のエネルギーコストや、肥料・飼料等、資材価格の高騰が続いている。
 国際情勢や、エネルギー・資材の価格高騰の先行きは不透明であり、農林水産業への影響は長期にわたる恐れがある。
 しかしながら、農林水産分野においては、こうした生産コストの上昇に対して十分な価格転嫁が難しく、農林水産業者の経営は大変厳しい状況にあり、一部では存続が危ぶまれる声が上がっている。

  1. 県当局においては、こうした価格高騰の影響を可能な限り緩和することで農林水産業者の負担を軽減するとともに、希望を持って経営を継続できる環境を整備するため、次の措置を講ずるよう強く要望する。農林水産物等の適正な販売価格形成に向けた仕組みの構築を国に要望すること。
  2. 価格高騰が続く電気や燃料、肥料・飼料等に関して、資材の安定供給に向けた体制整備や影響を受ける農林水産業者への支援を行うこと。

 以上、決議する。

 令和5年3月10日

群馬県議会