ページの先頭です。

本文

群馬県上海事務所予定地

1 調査先及び対応者

 群馬県上海事務所予定地(上海国際貿易センタービル24階)上海事務所準備室長 他

2 調査日時

 平成24年11月7日(水曜日)9時15分~9時55分

3 調査目的

 今後の委員会における予算審査などの参考とするため、事務所設置準備の現況等について現地調査する。

4 調査先概要

 既に中国国内には30以上の道府県が事務所を設置しており、そのうちの24事務所が上海に設置されている現状の中で、本県においても平成25年度当初からの事務所開設に向けて、現在、上海市にある上海国際貿易センタービル内で事務所の整備を進めている。

5 説明要旨

上海国際貿易センタービル概要

  • 建物は28階(事務所フロアのみ)
  • 入居率:97%(内、日系企業が約70%)
  • 現在、15道府県・1市の上海事務所が入居している。(内、5道県は日本貿易振機構(JETRO)及び日中経済協会と共同入居)
  • 元々は、日本興業銀行と中国政府系企業の合弁ビルであったが、現在は中国政府企業のビル。(運営管理は日系企業)

事務室概要

  • センタービル24階の2410室
  • 事務所面積:66.92平方メートル
  • ビル内では最小の事務室スペース
  • 間仕切りにより、約17平方メートル(10人程度想定)の会議室設置
  • 窓も広く、開放感のある事務室スペース
  • 内装工事に関してはすべて日本の材料を使用(信頼性が高いため)
  • 眼下(左側)には、在上海日本国総領事館の一角が見える。

6 主な質疑応答

質問:内装に県産材は使用しているのか。

回答:輸出入の手続きや調達費用等の関係もあり使用は予定していない。

質問:賃借料(平米単価)はどのくらいか。

回答:月額で約30万円(平米単価では約5千円)である。

質問:内装工事費はどのくらいか。

回答:約100万円である。

質問:他団体等との共同借り上げは検討したのか。

回答:既に設置されている他のいくつかの県では、JETRO上海事務所と共同で賃しているところもあるが、現状では駐在員事務所の人員規制など困難な条件もるため、単独で設置することとした。

質問:職員の宿舎や手当の対応はどうなっているのか。

回答:職員宿舎については、ぐんまサポーターズの方の協力もいただき、当センタールの周辺地域に部屋を確保し居住している。また、手当については、現状の規の中で対応している。

質問:ビルの安全管理面は問題ないか。

回答:ビルの管理会社が責任をもって管理しており、これまでの実績を踏まえ、安全理面については問題ないと考えている。

質問:ビルの建築年はいつか。また、契約期間はどのくらいか。

回答:供用開始は1993年からである。また、契約期間は3年間となっている。

質問:開設後に一般県民が利用することも可能なのか。

回答:土・日・祝日は閉館となってしまうが、それ以外で職員が在室中であれば一般民の方にも利用いただける。

質問:中国当局の設置許可の進展状況はどうか。

回答:来年度当初の開設に向けて、準備は順調に進捗している。

質問:現地職員の募集状況はどうか。また、給与面はどう考えているか。

回答:現在募集中であり、今後、選定を進めて行く予定である。給与としては1人月5千元程度を想定している。

質問:空港から事務所までの所要時間はどの程度か。

回答:通常の交通状況であれば、虹橋空港からは15分程度、また、浦東空港からは1間程度で到着できる。

貿易センタービルの外観の画像
貿易センタービルの外観

上海国際貿易センタービル前にての画像
上海国際貿易センタービル前にて

群馬県上海事務所予定地にて説明を受けるの画像
群馬県上海事務所予定地にて説明を受ける