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文教警察常任委員会(平成25年3月19日)

文教警察常任委員会 委員長 井田泉

写真:井田泉委員長
井田泉委員長

 文教警察常任委員会に付託された案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
 第1号議案「平成25年度群馬県一般会計予算」でありますが、教育委員会関係では、まず、市立特別支援学校の県立移管について、本年4月から2校が移管されることを踏まえて、今後の計画について質疑されました。
 次に、スクールカウンセラーを全ての公立小学校に配置する計画の内容について質疑されました。
 次に、スポーツの競技力向上対策費として計上されている2億1千万円の配分の基準や手続きについて質疑されました。
 また、関連して、競技力向上の観点から、優れた競技者を教員として採用する意義について、当局の見解が求められました。
 次に、県立図書館について、相互貸借制度やデジタルライブラリーに係る課題と対策などが質疑されました。
 次に、県立女子高校のトイレの洋式化について、25年度の整備予定及び来年度以降の方針が質されるとともに、工事の発注にあたっては、県内の中小企業を優先的に行うよう要望されました。
 次に、教員の研修について、新設される3年目経験者研修やミドルリーダー研修の内容が質されたほか、研修の増加による教員の負担増が懸念されることについて、当局の見解が求められました。
 このほか、渋川市の金井東裏遺跡の調査に係る予算措置状況について質され、学術的な面はもとより、群馬のPRの面からも積極的に取り組むよう意見が述べられました。
 続いて警察本部関係では、まず、警察費予算が前年度当初予算と比較して約15億円の減額となったことについて、その内訳や主な理由が質されました。
 また、警察官の大量退職期を迎えて、人件費の自然減が今後も続くのかが質されるとともに、関連して、ベテラン警察官の能力を活かせる再任用制度の運用状況について質疑されました。
 次に、国際人材育成事業について、通訳官の海外研修に係る予算について質されたほか、関連して、県内における外国人犯罪の検挙状況について質疑されました。
 次に、ストーカー対策機器の貸し出しについて、貸し出す機器の機能や、利用状況について質疑されました。
 次に、運転免許証の即日交付について、平成25年度の予定及び今後の拡大計画が質されたほか、関連して、更新時における認知機能検査の実施状況について質疑されました。
 次に、交通安全施設の維持管理について、標識・標示の点検・維持管理など、民間にできることは民間に委託し、本来の警察活動に傾注すべきであるとの意見に対し、当局の見解が求められました。
 このほか、留置管理業務について、被留置者に要する費用の内容や、被留置者の収容人数及びそのうちの高齢者の比率などが質疑されました。
 次に、第35号議案「群馬県警察本部の組織及び定員に関する条例の一部を改正する条例」について、平成25年度に増員となる9名の警察官の階級や配置先について質されたほか、採用・登用の拡大が望まれる女性警察官の階級別人数構成などが質疑されました。
 続いて、議員発議による議第1号議案「群馬県スポーツ振興条例」でありますが、条例の基本理念や、理念を実現するための施策、さらには、スポーツの指導のあり方などについて議論が交わされました。
 以上の質疑を踏まえ、付託議案について採決した結果、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 また、請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりでございます。
 なお、議案に対する質疑のほかにも、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
 まず、教育委員会関係であります。

  • スポーツ行政所管組織の改編による影響について
  • スポーツ教育のあり方について
  • 教育委員会の活性化について
  • 群馬県歯科口腔保健の推進に関する条例案について
  • 県立高校のマイクロバス導入について
  • 教員のメンタルヘルス対策について
  • 防災教育の重要性について
  • 学校におけるPM2.5への対応について
  • 公立高校と私立高校の共存について
  • 総合型地域スポーツクラブの普及について
  • 中高生に対する交通安全指導について
  • 伊勢崎市三軒屋遺跡の国指定に向けた取組について
  • 県立学校の耐震化工事に伴うシックハウス症候群に対する対応について
  • 群馬県100キロメートル駅伝競走大会について
  • 特別支援教育推進計画策定における課題について

 続いて、警察本部関係であります。

  • 公訴時効が撤廃された未解決事件の状況について
  • 犯罪被害者に対する支援について
  • 性犯罪の再犯防止対策について
  • 110番の受理状況について
  • 飲酒運転による事故の現状と対策について
  • 県内の警察関係施設におけるAEDの整備について
  • 高齢者の交通事故防止に向けた民生委員との連携について
  • 取調べの可視化の現状と課題について
  • 女性警察官による24時間相談受理制度の概要について
  • 高校生の自動車免許取得状況と早期免許取得の必要性について
  • ゾーン30の取組状況について
  • 県警ヘリコプターを1機から2機体制とした場合の効果について
  • 効果的な交通取締りのための道路管理者との連携について

 これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
 以上、申し上げて委員長報告といたします。


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