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決算特別委員会環境農林分科会が県内調査を実施しました(平成25年10月15日)
1 調査目的
委員会活動として、「平成24年度の群馬県一般会計歳入歳出決算、同特別会計歳入歳出決算の認定に関すること」について、県内調査を実施し、今後の委員会審査の参考とします。
2 調査期日
平成25年10月15日(火曜日)
3 調査項目
(1)復旧治山事業現地(高崎市下室田町)
治山事業は、森林法に基づき森林の維持造成を通じて山地における災害から県民の生命・財産を保全するとともに、水源の涵養、生活環境の保全・形成、地球温暖化防止等を図るため実施するものであり、当該復旧治山事業については、平成23年度に発生した台風第12号の豪雨による山腹崩壊地を復旧工事し、平成24年度に完了したものです。
なお、平成23年度に発生した台風第12号による豪雨は、特に紀伊半島において甚大な被害をもたらし、県内においても、榛名山で784ミリメートルの総降水量を観測し、24時間降水量は293ミリメートルとなっています。
ついては、平成24年度決算審査の参考とするため、当該工事箇所を調査しました。
復旧治山事業現地にて
(2)農業技術センター(伊勢崎市西小保方町)
群馬県農業技術センターは、県農業の活性化と持続的な発展を図るため、自然的・社会的条件を最大限に活用した(1)本県オリジナル品種の育成と栽培技術の開発、(2)安全で安心できる農産物の生産技術の開発、(3)気候変動及び環境との調和に対応した生産技術の開発、(4)省力・低コスト生産技術の開発、(5)県産農産物のブランド化や新需要創出を支える技術開発を行っています。
当センターの本館は、平成24年度に移転新設されたものである。旧農業技術センターにおいては、研究拠点となる本館が伊勢崎市と前橋市との2箇所にまたがり、伊勢崎本館が昭和45年建設、前橋市研究拠点が昭和47年建設と老朽化しており、また、開かれた試験研究機関としての新設移転整備が望まれていました。
本館移転新設工事にあたっては、プロポーザル方式による設計提案を受けて、温室効果ガス等の排出削減にも配慮し、県産木材を使用した環境配慮型の施設整備を行ったものであり、平成24年度決算審査の参考とするため、当該センターを調査しました。
スモモの樹体ジョイント仕立て栽培の説明を受ける
4 出席委員
主査:舘野英一、副主査:安孫子哲
委員:関根圀男、委員:塚原仁、委員:狩野浩志、委員:茂木英子、委員:水野俊雄、委員:桂川孝子、委員:酒井宏明