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厚生文化常任委員会(平成26年3月6日)

厚生文化常任委員会 委員長 井田 泉

写真:井田泉委員長
井田泉委員長

 厚生文化常任委員会に付託されました案件のうち、平成25年度関係議案の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
 はじめに、第61号議案「平成25年度群馬県一般会計補正予算」に関して、NPO活動支援整備資金における融資の利用状況や想定融資枠について質され、今後の制度の使い勝手に関し利用者の意見を活かすよう要望されました。
 また、動物愛護に関し、犬猫譲渡等推進事業における委託費の減額理由などについて質疑されました。
 さらに、病院の耐震化整備事業等の遅れによる利用者への影響について、当局の見解が求められました。
 次に、第74号議案「平成25年度群馬県病院事業会計補正予算」に関して、業務予定量の減少理由について質疑されました。
 続いて、第78号から第84号議案までの各種基金条例の一部改正に関して、期限延長される各基金事業におけるこれまでの実績や今後の実施見込み、及び基金終了後の対応などについて質疑されました。
 最後に、第97号議案「権利の放棄について」に関して、未収金対策に係る病院局としての債権管理の考え方や、これまでの取り組み実績などについて質疑されました。
 以上の点を踏まえ採決した結果、当委員会に付託されました平成25年度関係の各議案については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 次に、去る2月14日から15日にかけての記録的な豪雪による被害状況等に関して、集中的に議論が行われましたので、その概要についてご報告申し上げます。
 はじめに、各部局や県立病院における初動対応や情報収集の状況などについて質され、しっかりと再検証を行うなどした上で、今後の体制整備に活かしていくことが要望されました。
 次に、停電時における文化施設等の対応について質され、今後も災害を想定した対策の検討が要望されました。
 また、倒壊した農業用ハウスの撤去作業等を含め、ボランティアの活用についての考え方が質された他、義援金に対する検討状況について当局の見解が求められました。
 さらに、除雪等に係る県外からの支援の状況などについても質疑されました。
 続きまして、福祉施設等への食料搬送の状況が質され、対応の不公平感を無くす観点から、今後、こうした状況に係る対応の検討が要望されました。
 また、保育所等における被害状況の確認方法について質された他、医療機関における対応状況や情報連絡体制、救急搬送の状況などについても質疑されました。
 この他、委員会の所管事項に関しても、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。

  • 第70回冬季国体のポスター等のデザインについて
  • 不適正な取引行為等を行っている事業者への対応について
  • 消費生活相談の現状及び相談員の処遇について
  • がんセンター緩和ケア病棟整備の進捗状況等について
  • 前橋赤十字病院への支援について
  • レジオネラ症の防止対策について
  • 乳児担当保育士加配事業費補助の申請及び要件の見直し状況について
  • 利根中央病院における産婦人科医の確保状況について
  • 生活保護受給者への総合的支援の考え方について
  • 福祉施設への小型家電リサイクル作業の導入について
  • 生活保護費基準の改定による各種制度への影響について
  • 地域での看取りの現状と課題について

 など、活発な議論が行われました。
 以上、申し上げまして、委員長報告といたします。


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