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障がい者・子育て対策特別委員会(平成26年3月19日)

障がい者・子育て対策特別委員会 委員長 中村 紀雄

写真:中村紀雄委員長
中村 紀雄 委員長

 障がい者・子育て対策特別委員会における審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
 本委員会は、障がい(児)者及び子育てに関する環境整備について、一体的、横断的、集中的に審査することを目的に、障がい者の雇用、就職支援、教育、生活支援に関することや、子育て及びスポーツ環境の整備等に関することを付議事件として、昨年5月に設置されました。
 以来、委員会においてはこれらの付議事件に関し、障がい者の雇用・就労のための対策をはじめとする、多くの活発な議論が行われるとともに、昨年11月には、他県における先進的な事例等についての調査も実施し、今後の本県における取り組みへの参考にすべく認識を深めてまいりました。
 また、今定例会中、3月7日に開催された委員会におきましても、

  • 補聴器の購入や修理の際における対応について
  • 山岳競技のリード施設整備について
  • 障がい者雇用の促進について
  • 歯科口腔におけるフッ化物の応用について
  • 保育士確保に係る処遇改善について
  • 障害福祉サービス等利用計画における相談支援専門員の増員目標について
  • 児童養護施設の入所児童に対する学習塾経費の扱いについて
  • 障がい(児)者等に対する災害時の対応について
  • 避難行動要支援者名簿の作成における個人情報の取り扱いについて
  • 産婦人科医の確保対策について

 など、付議事件に関する各般の議論が行われたところであります。
 なお、同日の委員会におきまして、今定例会をもって、本委員会における付議事件の審査を終了するとともに、知事あてに提言書を提出することを確認いたしました。
 続いて、3月13日に開催された委員会では、これまでの審議や調査などにおける議論を踏まえ、全16項目からなる「群馬県における障がい者・子育て対策の促進に関する提言」を取りまとめ、これを全会一致をもって決定したところであります。
 なお、その主な項目としましては、

  • 県庁における障がい者雇用の取り組みである「チャレンジウィズぐんま」の一層の取り組みの促進を図ること。
  • 目標とする「法定雇用率達成企業割合50%以上」を早期に実現できるよう、必要な取り組みの促進を図ること。
  • 発達障がい(児)者に対する教育面での支援の一層の促進を図るとともに、発達障がい児に対し早期からの適切な支援が提供できるよう、早期療育体制の充実・強化を図ること。
  • 災害時における障がい(児)者の支援対策について、当事者の意見もふまえつつ強化を図ること。
  • 結婚に向けた男女の出会いを支援する施策について、官民で連携して一層の推進を図ること。
  • 「群馬県子ども・若者計画」に基づき、青少年の社会的自立を支援するための施策を総合的に推進すること。
  • 「子ども・子育て支援新制度」への移行にあたり、職員の配置基準や処遇の改善など、保育所や放課後児童クラブをはじめとする子育て支援事業の運営支援を充実するとともに、施設整備の補助等の支援にも引き続き取り組むこと。
  • 今定例会での策定が予定されている「群馬県スポーツ施設の設置及び管理に関する基本計画」に基づき、スポーツ施設の整備に取り組むこと。

 などであります。
 また、同日、委員会報告書につきましても、全会一致をもって決定し、過日、議長あてに提出いたしました。
 以上、申し上げまして、委員長報告といたします。


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