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環境農林常任委員会(12月15日)(平成26年第3回定例会)

環境農林常任委員会 委員長 萩原 渉

写真:委員長報告の様子
萩原渉委員長

 環境農林常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告を申し上げます。

 はじめに、付託議案についてでありますが、第155号議案「群馬県希少野生動植物の種の保護に関する条例」に関して、同条例で、捕獲、採取、殺傷、又は損傷が禁止される具体的なケースや同条例で生息地等保全地区に指定される指定箇所数、指定されるまでのスケジュール、関係者との調整等の手続き及び具体的な監視体制について質されました。また、観光振興と環境保全の兼ね合いについて、当局の見解が求められました。さらに、同条例には罰則があることから、県民や県外からの観光客に対して周知を行うように要望されました。

 また、第163号議案「指定管理者の指定について」馬事公苑に係る応募の状況、指定管理者制度への適応性等に関して質されるとともに、利用者を増やすためのPRや指定管理者への指導等に取り組むよう要望されました。

 以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託された議案のうち、第146号議案、第155号議案、第156号議案及び第163号議案は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。

 また、引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。

 続いて、意見書の発議についてでありますが、農協改革は、自ら主体的に取り組むものであり、一方的な「改革」の押しつけは、生産現場や農業・農村地域に大きな混乱をもたらすことが危惧されることから、JAグループの地域農業・生活・経済に果たす役割と価値を踏まえ、自己改革を尊重することなどを求める「JAグループの自己改革を尊重した農業改革を求める意見書」について全会一致をもって可決し、委員会から発議をいたしました。

 このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。

 まず、環境森林部関係については、

  • 群馬県地球温暖化対策実行計画について
  • 西毛地域森林計画(案)について
  • ぐんま緑の県民基金市町村提案型事業について
  • 大同特殊鋼株式会社の鉄鋼スラグ問題について

次に、農政部関係については、

  • 「ぐんまのいちご」ぐんぐんアップ支援事業について
  • 鳥獣被害対策について
  • 被災農業者向け経営体育成支援事業について
  • 米価の下落について
  • 小麦「さとのそら」について
  • 農業改革について
  • 馬事公苑について
  • 免税軽油の利用推進について

 これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。

 以上、申し上げまして、委員長報告といたします。


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