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環境農林常任委員会が県内調査を実施しました(平成27年7月28)
1 調査目的
閉会中の委員会活動として、下記事項について県内調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。
- 林業振興対策について
- 食料・農業・農村振興対策について
2 調査期間
平成27年7月28日(火曜日)
3 調査項目
農林大学校(高崎市)
農林大学校は、次代を担う優れた農林業実践者を養成するため1983年(昭和58年)に設立された県内唯一の公立農学系高等教育機関であり、高崎市郊外・上毛三山榛名山南麓の標高321メートルという恵まれた環境下に位置しています。
これまで、卒業生数は1万人を超え、各般に亘るリーダーを輩出しています。
学校は、「農林部」と「研修部」に分かれていますが、「農林部」は、高校卒業程度の学力を有した主に若い者が入る原則2年制のコースである一方、「研修部」は、これから県内で就農を希望する者等を対象としたコースです。
「農林部」は、「理論と実践を組み合わせた実践的な教育方法」、「豊富な進路の選択」、「1年間全寮制」、「経済的な負担の軽さ」等が特徴となっており、自然に恵まれた環境の中で学生1人ひとりが責任を持って担当するほ場等を管理し、自ら進んで栽培や研究を行うとともに、広い敷地内にある全て自前の施設・設備で理論学習と実践学習を行っています。
また、「研修部」では、県内で就農を希望する者へ農業の基礎的知識・技術を習得するための支援である「ぐんま農業実践学校」が大変好評を博しています。
ついては、「農林業振興対策」に貢献する農林業人材の育成の観点から、「農林部」における理論と実践を両立させた授業の現状、「研修部」における「ぐんま農業実践学校」の取組の現状等を調査しました。
牛舎で説明を受ける
農林大学校校舎前にて
4 出席委員等
委員長:井田 泉、副委員長:原 和隆
委員:関根圀男、委員:橋爪洋介、委員:あべともよ、委員:中島 篤、委員:金井秀樹、委員:伊藤 清、委員:山崎俊之