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厚生文化常任委員会が近県・県内調査を実施しました(平成27年8月27日)
1 調査目的
閉会中の委員会活動として、下記事項について近県・県内調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。
- スポーツ振興について
- 食品の安全確保・安心の提供について
- 生活衛生対策の充実について
2 調査期間
平成27年8月27日(木曜日)
3 調査項目
(1)熊谷スポーツ文化公園(埼玉県熊谷市)
熊谷スポーツ文化公園は、平成16年に開かれた第59回国民体育大会「彩の国まごころ国体」のメイン会場になった公園であり、同公園では、太陽熱や雨水を活用した環境に配慮した陸上施設場、彩の国くまがやドームの運動施設と併せて、ウォーキングコースや高齢者や障害者の方々と交流するためのセラピーガーデン「四季の丘」や「にぎわい広場」も併設されています。
本県においても、総合スポーツセンターを中心とした、様々な県立の運動施設があり、多くの県民に利用されているところでありますが、近県の高齢者や障害者が利用しやすい運動施設の状況や取り組みを視察し、今後のスポーツ振興の参考とするため調査を行いました。
彩の国くまがやドームにて
(2)群馬県衛生環境研究所(前橋市) 群馬県食品安全検査センター(前橋市)
衛生環境研究所は、衛生環境行政の技術的中核機関として、公衆衛生等に関する調査研究や試験検査及び保健福祉事務所職員等の公衆衛生技術者に対する技術指導を行っています。また、食品安全検査センターは、食品・医薬品等の総合的な試験・研究機関であり、高度分析機器を用いて残留農薬等の検査を実施しています。
特に、衛生環境研究所においては、インフルエンザの爆発的感染やノロウィルス等の食中毒への検査、研究及び県民への情報発信の強化が求められているところです。また、食品安全検査センターにおいても、残留農薬をはじめとする食の安全に関する検査や「群馬県薬物の濫用の防止に関する条例」に基づく危険ドラッグの検査等を担っています。
このようなことから、生活衛生対策の充実や食品の安全確保・安心な提供の観点から、衛生環境研究所では、食中毒等に対する公衆衛生の試験検査やインフルエンザ感染等の取組状況また、食品安全検査センターでは、残留農薬や危険ドラッグ等の検査体制について調査を行いました。
検査について説明を受ける
4 出席委員等
委員長:臂 泰雄、副委員長:清水真人
委員:黒沢孝行、委員:星野 寛、委員:狩野浩志、委員:星名建市、委員:水野俊雄、委員:金子 渡、委員:荒木恵司、委員:加賀谷富士子