本文
産経土木常任委員会が近県調査を実施しました(平成28年1月28日)
1 調査目的
閉会中の委員会活動として、下記事項について調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。
- 企業誘致の推進について
- 雇用対策の推進について
- 交通対策について
2 調査期間
平成28年1月28日(木曜日)
3 調査項目
富士重工業(株)スバル研究実験センター(栃木県佐野市)
富士重工業(株)は、スバル車のアイデンティティである「安心と愉しさ」を追求したクルマづくりに力を注いでおり、安全性能の面では「ALL-AROUND SAFETY」(オールアラウンドセイフティ)をコンセプトに、起こりうる事故を想定し、事故を未然に防ぐ「アクティブセイフティ」、ドライバーの運転操作をサポートし、衝突を避けるために必要とあればクルマが自ら回避操作を行い、事故被害を軽減する衝突前安全の「プリクラッシュセイフティ」、万一の事故において被害を最小限に抑える「パッシブセイフティ」など、全方位から安全技術の革新に取り組んでいます。
特に、富士重工業(株)が独自に開発した運転支援システム「アイサイト」は、様々な予防安全機能を実現し、世界トップレベルの運転支援システムとして高い評価を得ており、富士重工業(株)では、アイサイトの技術をさらに進化させ、2020年には高速道路上での量産車による自動運転の実現を目指すことが発表されています。
今回調査を行う「スバル研究実験センター」は、巨大なテストコース施設として車両走行テスト用の一周4.3キロメートルの高速周回路の内周に各種試験路面を備えています。自動車の動力性能、ハンドリング、ブレーキ、振動騒音、燃費など走行性能に関する実験、評価を行っており、実走試験による自動車性能開発の研究開発の拠点として、スバルのクルマづくりにとって欠かせない施設です。
ついては、産業振興及び交通安全対策等の参考とするため、当該自動車メーカーにおける安全技術等の技術開発の取組について調査しました。
センターの施設概要等について説明を聞く
スバル研究実験センター前にて
4 出席委員等
委員長:井下泰伸、副委員長:安孫子 哲
委員:腰塚 誠、委員:須藤昭男、委員:岩上憲司、委員:角倉邦良、委員:大手治之、委員:藥丸 潔、委員:本間惠治、委員:穂積昌信