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産経土木常任委員会(県土整備部関係)(平成27年6月5日)

1.開催日時

平成27年6月5日(金曜日)10時00分開始 14時19分終了

2.開催場所

301委員会室

3.出席委員

委員長:井下泰伸、副委員長:安孫子 哲
委員:腰塚 誠、委員:須藤昭男、委員:岩上憲司、委員:角倉邦良、委員:大手治之、委員:藥丸 潔、委員:本間惠治、委員:穂積昌信

4.欠席委員

なし

5.主な質疑

(1)河川構造物長寿命化計画について

須藤(昭)委員
 河川構造物長寿命化計画の実施期間は40年と長期であるが、河川法で定められているのか。

荒井河川課長
 計画的修繕によりコストを削減する計画であり、実施期間を長期にしている。河川法で定められているものではない。

須藤(昭)委員
 異常気象が頻発する中で、40年という期間はどうか。20年程度が現実的ではないか。

荒井河川課長
 ダムなどの構造物に使われているコンクリート等は40年以上の耐久性がある。そのようなことも勘案して長期間を設定している。

(2)群馬県交通安全教育のためのアクション・プログラムについて

須藤(昭)委員
 群馬県交通安全教育のためのアクション・プログラム骨子案の削減目標「チャレンジ1000」では、小、中、高校及び初心運転者を全て一緒にして数値目標を設定しているが、経緯を伺いたい。

小此木(康)交通政策課長
 「チャレンジ1000」に小中学生を入れたのは、高校生になってからでは遅いということで、小中学生の段階から交通安全教育に取り組もうということによる。

須藤(昭)委員
 平成26年の交通人身事故発生件数1,814件の内訳はどうか。また、平成37年までに45パーセント削減し、1,000件未満にするという目標について、削減目標の内訳はどうか。

小此木(康)交通政策課長
 小学生が224件、中学生が355件、高校生が709件、初心運転者が526件となっている。目標は全体で45パーセントの削減である。

須藤(昭)委員
 一律45パーセントの削減というのは大雑把ではないか。

小此木(康)交通政策課長
 全体で45パーセント削減するということであるが、対象がぼけてしまうという認識は持っている。意見を踏まえ、検討していきたい。

(3)県土整備部の再任用職員について

須藤(昭)委員
 県土整備部に再任用職員は何人いるか。傾向として再任用職員は増えているか。

小林監理課長
 技術系では土木技師が4人、薬剤師が1人、運転手が1人、合計6人が再任用されている。事務系の職員は、県全体として増加傾向にある。技術系職員は現状維持である。

須藤(昭)委員
 元部下が上司となり、やりにくい面があると思うが、どのような取組をしているか。

小林監理課長
 具体的な取組はないが、再任用を希望する職員に対しては、一職員としての認識を十分承知してもらうよう、事前に話をしている。

(4)合併浄化槽の普及促進について

須藤(昭)委員
 過去4、5年のエコ補助金の実績はどうか。また、埼玉県嵐山町の先進事例について説明願いたい。

中野調整主監
 エコ補助金について、平成24年度は、予定基数1,500基に対して1,165基、平成25年度は、予定基数900基に対して891基、平成26年度は、予定基数1,000基に対して762基となっている。平成27年度は1,000基を予定しており、5月末時点では昨年と同程度の推移状況である。

小板橋下水環境課長
 嵐山町の先進事例は、嵐山町のPFI事業者がSPCという特定多目的会社を設立し、当該会社と嵐山町が浄化槽整備後、施設を取得し、維持管理をPFI事業者が実施するものである。維持管理契約は10年で、整備は7年間で500基となっている。特徴は、インセンティブ・ペナルティ契約であり、基準基数より多く設置できた場合は高く買い取り、少ない場合は安く買い取る。維持管理も一定以上の基数であれば、割増し的なものがあるという内容になっている。

須藤(昭)委員
 各個人の費用負担はどれくらいか。単独浄化槽から合併浄化槽への転換に比べ、個人負担は減るのか。

小板橋下水環境課長
 浄化槽使用料のほか、設置費の1割負担となっている。個人負担は減るという考えでよいと思う。

(5)国道122号通称「七曲がり」の整備について

須藤(昭)委員
 国道122号通称「七曲がり」について、バイパス事業の進捗状況はどうか。

清野道路整備課長
 これまで地元も含めて勉強会を開催しており、ある程度方針が定まったので、現在概略設計を行っている。

(6)東武桐生線阿左美駅周辺の整備計画について

須藤(昭)委員
 阿左美バイパスについて、東武線の阿左美駅と交差する箇所があり、駅舎の移転も検討されていると聞く。現在の整備状況及び今後の展開はどうか。

佐藤まちづくり室長
 桐生市内から太田藪塚ICにアクセスする県道桐生伊勢崎線の阿左美バイパス2期工区事業を、平成20年度に着手し、国道50号線から阿左美駅付近までの延長0.5キロメートルを平成28年度までに完成させる予定で進めている。阿左美駅前から県道大原境三ツ木線までの延長3.2キロメートルは平成26年度に着手し、今年度は用地調査と用地買収を実施する予定である。阿左美駅舎整備については、現在、道路事業による補償調査をしている。今後、調査結果に基づいて駅舎の移転について、みどり市、東武鉄道及び県で検討する予定である。駅前広場整備については、現在の駅から約200メートル北の阿左美沼入口交差点付近において、みどり市が平成26年度から事業着手し、今年度は用地買収を実施すると聞いている。

(7)平成27年度予算の執行方針について

岩上委員
 平成27年度予算執行方針の上期発注率85パーセントについて、早期発注よりも早期着工が重要と思うが、着工状況はどうか。

岩下(勝)建設企画課長
 通常だと1ヶ月程度の準備期間がかかる。発注の段階で着工に支障がないよう準備に努めていきたい。計画の段階から支障物件の有無をチェックし、積算して発注する体制を昨年度からとっている。発注の平準化だけでなく完成期日の平準化も図るため、フレックス工期の試行を予定している。

(8)工事関連書類の簡素化について

岩上委員
 提出書類の簡素化について、簡素化ルールが徹底されていないように思うがどうか。

岩下(勝)建設企画課長
 不要な書類提出があった事例は聞いている。現在、建設工事必携の改訂を行っており、分かりやすい表現に直していくことを進めたい。また、簡素化ルールの周知徹底を図っていきたい。

岩上委員
 必携の改訂にあたっては、誰が読んでも分かる記述をし、明確に要不要が分かるようすることが重要だと思うがどうか。また、改訂後の周知徹底が重要と思うがどうか。

岩下(勝)建設企画課長
 記述に当たっては明確にするように努めるとともに、関係者への周知に際しては、説明会等を各々の事務所で開催する必要があると考える。

岩上委員
 発注者責任として、不要な書類について、検査員等に徹底していくべきと思うがどうか。

岩下(勝)建設企画課長
 各事務所の職員に周知徹底を図っていきたい。

岩上委員
 例えば草刈りに際しての書類についても膨大である。どのような認識か。

岩下(勝)建設企画課長
 草刈りに際し、草を刈った箇所を測り写真撮影をしているのは承知している。現在のルールでは、後で測れるものについては、全ての写真撮影を求めていない。簡素化ルールを徹底する必要がある。特殊なものについては特化した検討が必要である。

岩上委員
 効率的で迅速な対応をすることが管内一円工事の意味合いだと思う。そういう視点を持って対応について検討してもらいたいがどうか。

岩下(勝)建設企画課長
 更なる簡素化を考えていかなくてはならないと思う。また、経費の面についても今後検討していきたい。

岩上委員
 書類の簡素化について部長の考えはどうか。

倉嶋県土整備部長
 書類の簡素化はかなり進めてきた。一応の結果が出て、これ以上の簡素化は難しいと感じている。現場での検査の問題については、検査のシステムの問題と思う。検査に合格するための要件や採点のルール作りに踏み込んでいく必要があると思っている。また、管内一円の除草については、書類の簡素化だけでなく、経費の見直しも必要になると思われる。今後、総合して検討しなくてはならないと考えている。

(9)建築工事の見積単価公表について

岩上委員
 建築工事の見積単価の公表について、進捗状況はどうか。

金井建築課長
 建築工事を発注している関係課と協議し課題をまとめ、公表している県を調査し、最終的な方針を決定したい。

岩上委員
 関係課との協議で挙がった問題点は何か。

金井建築課長
 民間市場に与える影響や、積算せずに入札に参加する問題等がある。国でもそのような問題点を提起しているので、考慮しなければならない。

岩上委員
 公表するにはどうすべきかという視点で調査してもらいたいがどうか。

金井建築課長
 公表するか否か公平な立場で、合理的な結論が出せるよう検討したい。

(10)工事費内訳書の簡素化について

岩上委員
 県土整備部の工事で実施した工事費内訳書の簡素化について、農政部や環境森林部などの関係部局にも拡大してもらいたいがどうか。

小此木(哲)契約検査課長
 簡素化に関する取組について、関係部局や市町村に情報提供している。

(11)国道50号バイパスの整備について

岩上委員
 国道50号バイパスの今井町から二之宮町まで0.9キロメートルの道路拡幅区間について、進捗状況はどうか。今井町交差点の右折レーン整備については、国道17号上武道路の開通にあわせて整備されるのか。

清野道路整備課長
 当該区間について、国は平成26年度から用地買収を実施し、今年度も引き続き用地買収を推進すると聞いている。現在、国の用地買収完了時期や工事着手時期については未定である。今井町交差点の右折レーンが上武道路の開通にあわせて整備されるかは未定である。

(12)道の駅について

大手委員
 県内に道の駅はどのくらいあるのか。設置にあたり、県としての支援はどうか。

清野道路整備課長
 31箇所あり、24市町村に存在している。道の駅は市町村が設置し、国土交通省が認定する。県は関係省庁が所管する補助制度の情報収集や、協議時の事務的・技術的助言を行っている。またオープンの際には、県管理道路に案内標識を設置するなどの支援をしている。

(13)大雪を踏まえた除雪体制について

大手委員
 大雪に対する道路の除雪体制はどうか。具体的にはどの程度の降雪で活動するのか。

若田部道路管理課長
 昨年の大雪を踏まえ、道路除雪計画を策定し優先道路を決めて、管理者にとらわれず効率よく除雪を行うこととした。大雪警報が発令された場合、具体的には30センチメートル以上の降雪が予想された際に、計画に基づき活動することとなる。

大手委員
 除雪機械の配備状況はどうか。県内平地部へ除雪機械を配置する予定はあるか。

若田部道路管理課長
 現在、県所有が241台、民間所有が318台の合計559台を確保し、600台を目処に増強を進めている。昨年度は、県所有の除雪機械について更新・増強を含めて19台を確保した。今年度は12台程度を予定している。沼田や中之条といった積雪寒冷地域には国の交付金事業を充てられるため、そちらで大型機械を購入し、購入後10年程度経過した機械を南の地域に再配置している。国の交付金事業で認められない地域については、県単独で機械を購入し、配置をしている。

(14)県営住宅について

大手委員
 県営住宅の家賃滞納状況及び対策はどうか。

石山住宅政策課長
 平成16年度の滞納額は約6億2,000万円であったが、滞納家賃訴訟班の設置や訴訟等の法的措置強化などにより、平成25年度決算では約1億1,500万円と平成16年度の3割程度まで縮減している。滞納者に対しては、督促状を発し、その後催告書を発するとともに、電話や訪問により粘り強く督促している。3ヶ月もしくは10万円以上の滞納があった場合は法的措置となる旨を説明し、それでも支払い意思がない場合に法的措置を行っている。

角倉委員
 県営住宅の共用部分の照明LED化への取組状況はどうか。

石山住宅政策課長
 照明LED化は共益費の軽減、蛍光管の交換軽減等から有効である。平成20年度から新築、改築を行う県営住宅についてはLED化を進めている。また既存の県営住宅について老朽化した器具のLED化、駐車場等再整備に併せて、防犯灯などのLED化を進めている。

角倉委員
 LED化は、高齢者が多い所から対応してもらいたいがどうか。

石山住宅政策課長
 現在の照明器具が老朽化するまで、大切に利用し、経済的、効率的なLED化を進めていきたい。同じ更新時期の県営住宅については、高齢化等の事情を考慮したい。

藥丸委員
 県営住宅の入居者が減っているが、浄化槽負担金は入居者が頭割りで負担しており、1世帯あたりの負担額が増えている。県として負担増にどう対処していくのか。

石山住宅政策課長
 共益費として入居者に負担してもらっており、入居率が下がっている県営住宅については、負担軽減措置を講じている。具体的には、団地全体の入居世帯数が75パーセント以下になった場合、空いている世帯部分を県が負担するルールを作っている。

藥丸委員:75パーセントという数値の根拠は何か。

石山住宅政策課長
 下水道負担と大差がないよう勘案し、75パーセントという数値になったと思われる。

藥丸委員
 県営住宅の空き部屋に、2世代、3世代の近居を認める活用ができないか。

石山住宅政策課長
 親子間の近居は、子育て支援の側面だけでなく、高齢の親世帯の介護支援としてもメリットがあると認識している。近居への支援が考えられないか、制度の範囲内で検討をしていきたい。

(15)敷島公園の施設改修等について

角倉委員
 敷島公園野球場外野の芝生を一部改修したが、今後の改修についてはどうか。

中島都市計画課長
 外野芝生について昨年5月に一部張り替えを行った。今後は、外野の定位置部分について、開催される大会の状況を見ながら、シーズンオフの時期等に張り替えを検討していきたい。

角倉委員
 バックネット及びベンチ前は人工芝にした方がよいと思うがどうか。

中島都市計画課長
 人工芝化については、野球連盟や利用団体の要望等を聞きながら、必要性を検討していきたい。

角倉委員
 敷島公園のテニスコートの改修についてはどうか。

中島都市計画課長
 改修が必要なことについては認識している。今後検討していきたい。

角倉委員
 正田醤油スタジアムのベンチは移動式になっている。取り外し可能な固定式に替えてもらいたいと思うがどうか。

中島都市計画課長
 現在設置されているベンチは、平成17年度に購入した。購入以後、強風によりベンチが転倒した事例が2回あり、ベンチにつけるおもりを増やす等、ザスパの関係者と対策を検討している。

角倉委員
 駐車場の拡大について、敷島公園西側河川敷のサッカー、ラグビー等のグランドを駐車場として整備した場合、どのくらい駐車台数を確保できるのか。駐車場不足にあると認識しているか。敷島公園西側河川敷に駐車場を増設する予定はないのか。

中島都市計画課長
 推計になるが、前橋市管理部分が14万7,000平方メートルあり、1台あたり30平方メートルとして換算すると、約5,000台となる。Jリーグの公式戦等に際し、駐車場が不足していることは認識している。なるべく公共交通機関を利用してもらうよう周知し、群馬県総合スポーツセンター駐車場からのピストン輸送等の対策を、イベント開催者と連携して対応している。敷島公園西側の河川敷は、前橋市が都市計画緑地として利用している。野球やラグビー等の利用者もいるので、駐車場を増設するのは現在難しい。

角倉委員
 駐車場増設について、前橋市と話をしたことがあるのか。駐車場を増設するよう、県から前橋市に話すべきではないか。

中島都市計画課長
 駐車場対策について、前橋市と何回か意見交換したことはある。前橋市も公園管理者であり、県のためにグランドをつぶすのではなく、なるべく渋滞しないよう対策を検討している。前橋市と引き続き協議していきたい。

(16)国道254号バイパスの整備について

角倉委員
 国道254号バイパス、新富岡大橋・甘楽町福島から新屋、新屋から吉井町本郷の4車線化の完成時期はいつか。

清野道路整備課長
 新富岡大橋区間は、上部工架設工事を進めており、その後、照明、高欄、舗装工事などを行う予定である。甘楽町福島から新屋までの区間については、遠出居橋、小棚城橋の桁の架設工事を今年度行う。新屋から吉井町本郷までの区間については、今年度、工事着手した。平成32年度の4車線化完了としているが、1日も早く完成するよう努力したい。

(17)県道高崎神流秩父線の多胡橋の整備について

角倉委員
 県道高崎神流秩父線の多胡橋4車線化は、岩崎交差点改良事業と整合しているのか。4車線化する際の多胡橋の位置は現在と変わらないか。

清野道路整備課長
 整合しているが、文化財調査等で線形を変えることになれば、都市計画決定を変更することになる。多胡碑が多胡橋の近くにあり、調査で、当時の役所である郡衙が見つかっている。今後の調査結果によっては、多胡橋を含む道路線形などの見直しも考えられる。

角倉委員
 現在の位置以外に多胡橋を架ける位置はないと思う。4車線化を先行すべきではないか。

清野道路整備課長
 多胡橋の南側現道の交通量は2車線の交通容量を超えている。多胡橋を含むバイパス全体を整備しないと渋滞解消にならない。県として、早く整備したいと考えているが、遺跡の重要なものがあるため、高崎市の調査結果を確認したい。

(18)八ッ場ダム関連事業について

角倉委員
 八ッ場ダムの生活再建について、旧川原湯温泉駅舎の復元について新聞に掲載されていたが、内容はどうか。

岩下(友)特定ダム対策課長
 川原湯地区の地域振興施設については、地区の若手で構成される検討部会での議論を踏まえ、同地区のダム対策委員会に構想案が提示されたところであり、現在も地元で検討されている状況である。県としては、それを踏まえて対応し、協力できることは協力していきたい。

角倉委員
 水没5地区を周遊するバスについて検討状況はどうか。

小此木(康)交通政策課長
 当課では、地域の生活の足を確保するため、バスを運行しようとする市町村を支援している。運行の主たる目的が観光となる場合は、難しい面があるが、要望があれば、市町村を通じて要望を寄せてもらいたい。現在のところ、そのような要望は聞いていない。

角倉委員
 国道145号茂四郎トンネル西側について、法面が隆起している。代替地全体が特有の地質ではないかと心配している。調査の状況はどうか。

若田部道路管理課長
 昨年9月から地表での計測を開始し、3月下旬からボーリング調査を実施し、地下水等の観測を続けている状況である。計測は長期的なデータが必要で、降雨期を過ぎる10月頃まで観測するため、とりまとめは少なくとも秋以降になる。

角倉委員
 調査結果により法面の対策工事が必要となった場合、国からの補助はあるのか。

若田部道路管理課長
 県管理道路として引き継ぎを受けているため、県で対応していくことになる。

(19)道路工事情報の提供について

藥丸委員
 詳細な道路工事情報の開示が必要である。インターネットで告知できないか。また、国、県、市町村等の情報を一元的に管理し、開示する仕組みができないか。

若田部道路管理課長
 全面通行止めを伴う工事は、事前に期間や延長および迂回路等を決めて、県や日本道路交通情報センターのホームページに掲示している。また、警察や消防、バス会社やタクシー会社等に情報を提供している。片側通行止めを伴う工事については、工事看板による予告、通勤時間帯での交通開放、誘導員の配置や信号機付近での工事では周辺の信号機との連動など、現場の対応を強化し、渋滞対策等に取り組んでいきたい。

藥丸委員
 通勤時間帯での交通開放は、全部の工事で実施されているのか。

若田部道路管理課長
 例えば主要道路の舗装工事で、午前中に着工して当日に終了するような工事については、通勤時間帯を外すよう指導している。


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