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産経土木常任委員会(3月10日)
産経土木常任委員会 委員長 井下 泰伸
委員長 井下 泰伸
産経土木常任委員会に付託されました案件のうち、平成27年度関係議案の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
はじめに、第82号議案「平成27年度群馬県一般会計補正予算」では、コンベンション関連産業の振興に関して、コンベンションの経済効果を県内幅広い産業に及ぼすための方策が質疑されるとともに、県内既存施設との連携について、要望されました。
次に、第88号議案「平成27年度群馬県中小企業振興資金特別会計補正予算」では、制度融資の予算減額の理由が質疑されるとともに、制度融資の利用状況の分析、及び今後の方針について、県の見解が質されました。
以上の質疑を踏まえ、採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決・承認すべきものと決定いたしました。
なお、議案に対する質疑のほかにも、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、産業経済部及び労働委員会関係でありますが、
- 若者就職支援に係る冊子の作成、及び配布について
- インターネットを活用した就職支援の取組について
- 県内の高校及び大学の就職内定率について
- 日本版DMO設立における、県としてのビジョンについて
- 観光における広域連携の効果について
- 「ぐんま観光おもてなし隊」の活動状況について
- コンベンション関連産業における女性、高齢者活用の考え方について
- 若者の早期離職の状況について
- 若者の就職における正規雇用の割合について
- コンベンション関連産業の企業数について
- 他県と連携した観光宣伝における本県の独自性について
- 障害者雇用率の現状分析、及び今後の方針について
- 災害時におけるガソリン等の燃料供給について
- 創業者・再チャレンジ支援資金に係る女性・若者・シニア向け要件の利用実績について
続いて、県土整備部関係については、
- 道路路面下の空洞化の状況、及び今後の方針について
- 今年1月の降雪を踏まえた除雪体制の検証について
- 「第10次群馬県交通安全計画」と第9次計画との相違点、及び目標値設定の考え方について
- 「第10次群馬県交通安全計画」における「群馬県交通安全教育のためのアクション・プログラム」の位置付けについて
- 高校生に対する自転車指導警告票の交付状況を学校側に通知する仕組みについて
- 交通誘導員不足による工事への影響について
- 県南部における除雪機械の維持、及び除雪単価について
- 除雪作業における写真撮影の簡素化について
- 川原湯温泉に係る宿泊助成の利用状況について
- 県土整備部所管施設におけるアスベストの使用、及び撤去の状況について
- 県道高崎神流秩父線、矢田工区の整備に係る今後の方針ついて
- 前橋赤十字病院移転先周辺の、県道前橋玉村線バイパス、朝倉工区整備の進め方について
- 国道254号バイパスの整備について
- 補償コンサルタントへの補償説明業務委託に係る業務管理について
- 社会資本整備交付金の内示率の状況、及び予算確保に向けた取組について
- 八ッ場ダム水源地域の1万本桜構想について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げて委員長報告といたします。