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総務企画常任委員会(平成28年6月16日)
総務企画常任委員会 委員長 大手 治之
委員長 大手 治之
総務企画常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
はじめに付託議案についてであります。
第127号議案「平成28年度群馬県団地造成事業会計補正予算(第1号)」に関して、団地の分譲契約が今年度になった理由について、質疑されました。
次に第129号議案「群馬県県税条例等の一部を改正する条例」に関して、法人の事業税における外形標準課税の拡大に対する県の考え方について見解が求められました。
次に、第131号議案「群馬県行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律施行条例の一部を改正する条例」に関して、独自利用事務の対象、及び、住民税課税証明書が添付不要になる事務について質疑されました。
次に、第138号議案「平成28年度群馬県一般会計補正予算(第1号・追加提案分)」に関して、地方創生推進交付金の対象事業について質疑されました。
次に、承第2号「専決処分の承認について」に関して、渇水対策、及びウエストパーク1000の利用状況などについて質疑されました。
以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました、第126号、第127号、第129号、第130号、第131号、第138号の各議案、及び承第2号は全会一致をもって、それぞれ原案のとおり可決・承認すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
続いて、意見書の発議でありますが、「朝鮮学校に係る補助金交付についての意見書」であります。
朝鮮学校に係る補助金交付に関する留意点については、平成28年3月29日付けで文部科学大臣より群馬県知事あて通知がありました。
その通知には、朝鮮学校と朝鮮総聯との関係について政府の認識が示されておりますが、明確な交付についての方針が示されておらず、関係自治体は戸惑っていることが推察されます。
朝鮮学校に係る補助金交付については各自治体の判断により実施されていますが、教育に関する重大な事案であることから、政府として明確な方針を示すよう強く要望する本意見書について多数をもって可決し、本委員会から発議するものであります。
この他、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
はじめに、総務部関係については、
- 群馬県退職職員人材バンクについて
- 県内でのドラマ・映画等の撮影状況について
- 地域防災計画の見直しについて
- ゴルフ場利用税及び自動車税について
- 県有未利用地について
- 思いやり駐車場について
- 行政対象暴力について
- 草津白根山の噴火警戒レベルについて
- 国土強靱化地域計画について
- 指定管理者の選定について
- 職員の人事配置について
- 公用車の更新について
- 「ぐんまちゃん家」における外国人への対応について
- パブリシティ活動について
- 選挙インターンシップについて
- 県民駐車場の誘導業務等の管理委託について
- 指定管理者による管理運営施設の給与モニタリングについて
- 女性の視点を活かしたイメージアップ推進について
次に、企画部関係については、
- ASEAN輸出促進に対する取組について
- 絹文化継承プロジェクトについて
- 企業版ふるさと納税について
- 東京一極集中の是正について
- 群馬県の優位性を活かした全国会議等の誘致について
- 上信越3県の連携について
- 世界遺産センター(仮称)について
- 国際戦略における次世代産業振興について
- CLTの生産など、森林資源の活用について
- 上海事務所について
- 住民センター等整備補助事業について
- 地方創生推進交付金について
- コンベンション施設外観イメージについて
最後に、企業局関係については、
- 企業局の建設事業の推進について
- 産業団地について
- 県営ゴルフ場クラブハウスの整備について
- 電力の地産地消について
- 再生可能エネルギーについて
- 企業誘致について
- 小平発電所の落雷事故について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして委員長報告といたします。