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厚生文化常任委員会(平成28年12月15日)
厚生文化常任委員会 委員長 原 和隆
委員長 原 和隆
厚生文化常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告を申し上げます。
はじめに、付託議案についてでありますが、こども未来部・健康福祉部・病院局関係では、第175号議案「平成28年度群馬県一般会計補正予算」に関して、障害児者施設整備費補助における防犯カメラ等の設置について質疑されるとともに、防犯カメラ映像の取扱いに対する当局の見解が求められました。
また、生活文化スポーツ部関係、及びこども未来部・健康福祉部・病院局関係に共通して、第196号議案「指定管理者の指定について」に関して、指定管理者制度創設の目的、今回の応募状況、及び非公募にする基準が質)されました。
さらに、新規事業の実施に対する当局の見解が求められるとともに、県民目線に立ったサービスの推進が要望されました。
以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託された各議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
引き続き行いました、請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、生活文化スポーツ部関係については、
- 伊香保リンクの管理における指定管理者制度活用の実施方針について
- 近代美術館における漏水事故の詳細、及び再発防止策等について
- 県立美術館・博物館の5館におけるこれまでの保守・点検の状況、及び漏水事故を受けての総点検について
- 競技力向上の取組について
- 本県出身スポーツ選手による効果的なPRについて
- 国体選手の確保について
- 特殊詐欺の被害防止対策、及び「振り込め詐欺等根絶協議会」について
- 「第3次群馬県犯罪被害者等基本計画」について
- 配偶者暴力相談支援センターについて
- ぐんまマラソンについて
- 市町村の拠点スポーツ施設整備について
次に、こども未来部・健康福祉部・病院局関係については、
- 特別養護老人ホーム入所申込実態調査結果について
- 県立義肢製作所の利用状況について
- 幼児教育の推進について
- 国保制度改革について
- 子ども医療費無料化、及び国保の国庫負担金の削減措置について
- 児童相談所における一時保護の現状、及び対策について
- 児童養護施設等への児童保護措置費における被虐待児受入加算費について
- 障害者のグループホームについて
- 障害者施設等の共同受注窓口について
- 心臓血管センター等における時間外勤務について
- 家庭的養護の推進について
- 子どもの貧困に係る実態調査について
- 生活困窮者の自立支援について
- 障害者差別解消法を踏まえた取組について
- がん対策推進条例の見直し、及びがんセンターにおける就労支援について
- 県立障害者リハビリテーションセンターにおける就労支援事業の今後について
- 夜間透析の実施状況について
- 災害時における動物救護体制の整備について
- 群馬大学医学部附属病院の再生に向けた取組について
- 抗がん剤治療により脱毛したがん患者への支援について
- こども未来部・健康福祉部・病院局の所管施設等における災害訓練について
- 医師会等5団体の災害医療チームについて
- 動物愛護行政の所管課の名称等について
- 動物愛護フェスティバルについて
- 動物愛護センターの業務実績、及び地域ごとの課題への対応について
- 「ニューギニア戦没者の碑」の老朽化への対応について
- 「拉致問題パネル展」について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げて委員長報告といたします。