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厚生文化常任委員会(健康福祉部関係)平成29年4月27日(木曜日)

1.開催日時

平成29年4月27日(木曜日)10時00分開始 10時15分終了

2.開催場所

402委員会室

3.出席委員

委員長:原和隆、副委員長:川野辺達也
委員:橋爪洋介、委員:中島篤、委員:井下泰伸、委員:酒井宏明、委員:小川晶、委員:本間惠治、委員:穂積昌信

4.欠席委員

なし

5.主な質疑(テーマ:厚生労働省等による群馬大学医学部附属病院に対する監査の結果)

中島委員
 監査後の行政措置の種類には、どのようなものがあるのか。

武藤医務課長
 行政処分として、保険医療機関又は保険医の「取消」がある。これは保険診療ができなくなるので一番厳しいものになる。また、これに準ずるものとして「取消相当」があり、病院等が継続していれば取消処分となるところ、事前に廃業してしまった場合などになされるものである。このほかに、行政措置として、過失等の内容が重い順に「戒告」、「注意」があり、全部で4種類あると認識している。

酒井委員
 再発防止のために保険診療管理センターを設置しているとのことだが、どのような位置付けか。

武藤医務課長
 これまで保険診療に対する認識が不十分であったことを反省し、保険請求の基本からしっかりと医師や臨床部門に説明・指導する中心的な役割を果たす部署として、今回の事故を契機に保険診療管理センターができた。ここでは講習会の開催や各診療科の巡回指導を行っており、改革としてはしっかり進んでいるものと理解している。

酒井委員
 これには県は直接関与していないのか。

武藤医務課長
 直接的な関与はしていないが、群大病院再生促進協議会の中で、保険診療管理センターのチェック体制がどこまで進んでいるか意見交換している。酒井委員
 現場の判断や裁量で再び不正請求が行われることはないか。

武藤医務課長
 保険診療管理センターが教育、巡回指導するとともに、カルテの相互チェックなどもしっかり行っていると承知している。

橋爪委員
 監査は定期的に行われているのか。

堀越国保援護課長
 随時行っている個別指導の結果、不適切な保険請求の疑いがあるということで、監査に移行したものと承知している。

橋爪委員
 数年前に県内医療機関に対して行われた適時調査とは別のものか。

武藤医務課長
 適時調査とは別ものである。

橋爪委員
 監査の前に指導が入っているということか。個別指導で話が終わることもあるのか。

堀越国保援護課長
 個別指導が監査の前段としてあり、通常は個別指導で改善を求めているものである。

橋爪委員
 現在、その他の医療機関の状況はどうか。

堀越国保援護課長
 現時点で監査を行っている医療機関はない。

井下委員
 群大病院がしっかり県民向けに説明する機会があった方がいいと思うがどうか。

武藤医務課長
 これまで群大病院には県民の理解を得ることが大事なことなので、機会を捉えて丁寧に説明を行うようお願いしているところである。委員の御指摘も踏まえ、やり方、タイミング等について群大病院と話し合い、より県民の皆様に御理解いただけるよう支援していきたい。


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