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産経土木常任委員会が県内調査を実施しました(平成31年1月21日(月曜日))

1 調査目的

閉会中の委員会活動として、八ッ場ダムの建設と生活再建及び公営企業の推進について調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。

2 調査期間

平成31年1月21日(月曜日)

3 調査項目

(1)八ッ場ダム本体工事現場(吾妻郡長野原町)

 八ッ場ダムは、洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道及び工業用水の新たな確保並びに発電を目的とする多目的ダムで、国において2019年度内のダム本体完成に向け事業が進められています。ダム本体の建設工事の進捗状況は、2014年8月にダム本体工事の契約を締結し、2015年1月から基礎掘削工事を行うとともに、2016年6月からはコンクリート打設工事を開始しています。2018年12月末現在で打設高さは堤高(116メートル)の約9割となっており、2019年度の第1四半期に完了する予定です。
 ついては、八ッ場ダム本体建設工事の進捗状況について調査を行いました。

八ッ場ダム本体工事現場を調査する様子写真
八ッ場ダム本体工事現場を調査

(2)八ッ場発電所工事現場(吾妻郡長野原町)

 八ッ場発電所は、県企業局において2015年4月から建設工事を進めている、八ッ場ダムの放流水を利用したダム式発電所で、2020年度内の完成を予定しています。八ッ場ダムの利水放流管から分岐した発電専用管により、八ッ場ダム直下左岸に設置する発電所において最大出力11,700キロワットで発電を行う予定です。また、八ッ場発電所の年間発電電力量は約4,200万キロワットアワーを予定しており、これは、一般家庭約12,000世帯分の年間消費電力量に相当するもので、再生可能エネルギーの利用拡大に寄与することが期待されています。
 ついては、八ッ場発電所建設工事の進捗状況について調査を行いました。

(3)(仮称)大柏木トンネル工事現場(吾妻郡長野原町・東吾妻町)

 (仮称)大柏木トンネルは、県において八ッ場ダム生活再建事業として整備を進めている県道川原畑大戸線の一部で、長野原町大字川原湯と東吾妻町大字大柏木を結ぶ、延長3,005メートルのトンネルです。現在、ダムの建設工事用道路として使用されていますが、一般供用に向けトンネル内工事の準備を進めており、2020年度内の供用を予定しています。
 (仮称)大柏木トンネルの完成により、西吾妻地域と首都圏からの玄関口である高崎市をはじめ、西毛地域との移動距離が短縮されることから、地域住民の利便性が向上するとともに、地域間連携が緊密になるなど、生活再建に寄与することが期待されています。
 ついては、(仮称)大柏木トンネル建設工事の進捗状況について調査を行いました。

(仮称)大柏木トンネル工事現場にて集合写真
(仮称)大柏木トンネル工事現場にて

4 出席委員

委員長:清水真人、副委員長:川野辺達也
委員:中沢丈一、委員:狩野浩志、委員:大手治之、委員:小川晶、委員:井田泰彦


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