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県産品需要拡大特別委員会(3月12日)

県産品需要拡大特別委員会 委員長 岩井 均

委員長 岩井 均 様子写真
委員長 岩井 均

 県産品需要拡大特別委員会における審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
 本委員会は、

  • 県産材の需要拡大に関すること
  • 県産材の需要拡大についての条例の制定に関すること
  • 農畜産物等の需要拡大に関すること
  • 県産品の需要・輸出拡大に関すること

を付議事件として、昨年5月に設置されました。
 以来、委員会においては、これらの付議事件に関し、活発な質疑、議論が行われてきました。
 県外調査では、秋田県と青森県において、県産木材の需要拡大の取組について、調査を行うとともに、秋田県の県産酒の製造並びに比内地鶏の生産及び消費拡大の取組について調査を行い、今後の本県における県産品の需要拡大に関する取組への参考にすべく認識を深めてまいりました。
 また、平成30年第3回定例会において、本委員会から「林業県ぐんま県産木材利用促進条例」案の発議を行い、全会一致をもって、可決いただいたところであります。
 なお、今定例会をもって、本委員会における付議事件の審査を終了するとともに、知事あてに、提言書を提出することを確認いたしました。
 提言書については、これまでの審議や調査などにおける議論を踏まえ、「県産木材の利用促進に関する提言」及び、「県産品の需要拡大に関する提言」を取りまとめ、これを全会一致をもって決定したところであります。
 その主な項目は、次のとおりであります。
 はじめに、「県産木材の利用促進に関する提言」は、「林業県ぐんま県産木材利用促進条例」の趣旨の実現に向けて、

  • 平成31年度においては、県産木材の利用促進に関する指針の策定を速やかに行うこと。
  • 公共建築物等への県産木材の利用拡大に向けて、利用方法や木材加工技術も含めた研究開発を進めること。

ほか全部で5項目を提言いたしました。
 次に、「県産品の需要拡大に関する提言」は、国内外において本県を取り巻く状況が変化する中でも、県産品の需要を拡大することは、本県経済の成長に不可欠であり、生産者や事業者はもとより、多くの県民も望んでいることを踏まえ、県産品の需要拡大にさらに取り組まれるよう、

  • 野菜、果物、日本酒、ワイン及び畜産物など多種多様な本県産品の知名度向上に、より一層力を入れること。
  • 上海事務所、新たに開設されたジェトロ群馬貿易情報センター、経済団体、及び各国の海外ぐんまサポーターズ等と連携し、県産品の海外への販路拡大を積極的に推進すること。

ほか全部で9項目を提言いたしました。
 なお、審査終了に伴う委員会報告書についても内容審査を行い、全会一致をもって決定し、過日、議長あてに提出したところであります。
 以上、申し上げまして委員長報告といたします。


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