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健康福祉常任委員会(3月18日)
健康福祉常任委員会 委員長 泉沢 信哉
委員長 泉沢 信哉
健康福祉常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
はじめに、付託議案についてでありますが、第2号議案「令和4年度群馬県一般会計予算」に関して、まず、健康福祉部関係では、新型コロナウイルス感染症に関して、3回目のワクチン接種済み者の感染状況について質疑されました。
また、新型コロナ感染者の受入医療機関名の公表等について質疑されるとともに、宿泊療養施設に関して、従来のホテル営業時の取引業者に対する影響について、当局の見解が質されました。
次に、高校生までの医療費無料化について、所要額や当局の見解が質されました。
次に、ドクターヘリの運航に関して、燃料価格の高騰による来年度予算への影響について質疑されました。
次に、成年後見制度に関して、利用促進の取組及び市町村等との連携について質疑されました。
次に、生活習慣病予防対策に関して、データ分析に係る取組内容、分析結果の活用等について質疑されました。
続いて、生活こども部関係では、DV被害防止に係る女性に対する暴力をなくす運動に関して、パネル展示について質疑されるとともに、県民に広く啓発する方法等について要望がありました。
次に、インターネット上の誹謗中傷相談窓口に関して、相談状況や相談体制の充実について質疑されました。
以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
このほか、委員会の所管事項に関して、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、病院局関係については、
- 県立病院における新型コロナウイルス感染症への対応と専門診療との両立及び高度専門医療に伴う不採算部門と公営企業としての経済性の両立について
- 県立病院における来年度の抱負や新たな取組について
- 県立がんセンター頭頸科における新規患者の受入再開について
次に、健康福祉部関係については、
- 11歳以下の新型コロナワクチン接種について
- 若年がん患者への在宅療養支援について
- 生活福祉資金等の受付期間の延長に伴う準備状況について
- 自殺対策としての生命(いのち)を育む講座について
- 介護人材確保に係るICT機器導入支援等について
- 補聴器購入に対する補助について
次に、生活こども部関係については、
- ぐーちょきパスポートのデジタル化について
- 養育費確保支援事業について
- ヤングケアラーへの支援について
- ボランティアマッチングシステムによるボランティア活動の普及・発展について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げて委員長報告といたします。