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リトリート・温泉文化に関する特別委員会が県外調査を実施しました(令和5年9月6日~8日)

1 調査目的

 リトリート・温泉文化に関する特別委員会所管事項より、「リトリートの推進」「温泉文化の推進」「移住促進・ワーケーション」「県産農畜産物のブランド化」に関して調査し、今後の委員会審査の参考とします。

2 調査期日

 令和5年9月6日(水曜日)~9月8日(金曜日)

3 調査項目

(1)うえむら農園出荷組合(香川県木田郡三木町)

 うえむら農園出荷組合は、ホワイトアスパラガスを大量出荷・安定供給するため、設立されました。一般的なグリーンアスパラガスの2倍以上の長さで出荷される香川県のオリジナル品種「さぬきのめざめ」も栽培・出荷しています。使用する化学肥料・化学農薬を通常の半分以下に抑えた特別栽培で、組合の基準を満たしたアスパラガスを厳選し、時期による品質の差異がない、質の高いアスパラガスを安定して供給しており、ホテルやレストランで使うための大量発注へ対応するほか、生協を通じての全国販売や直接注文にも対応しています。
 ついては、本県の農畜産物のブランド化の参考とするため、うえむら農園出荷組合の取組内容について、調査を行いました。

アスパラガスのハウスを視察する様子の画像
ホワイトアスパラガス等の栽培状況を視察する様子

(2)桃源郷祖谷の山里(徳島県三好市)

 「桃源郷祖谷の山里」がある落合集落は、江戸時代中期から後期に建造された古い民家が、今も山の急斜面に張り付くように点在しており、その独特な景観や、歴史的景観の希少性が評価され、平成17年には集落全体が重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)に選定されました。「桃源郷祖谷の山里」は、その集落にあった民家を改修し、1棟貸切の茅葺民家宿として平成24年に誕生し、大自然を感じながら、地産食材の料理等で心身を癒やすことができます。
 ついては、リトリート推進の参考とするため、桃源郷祖谷の山里の取組内容について調査を行いました。

概要説明を受ける様子の画像
​茅葺民家宿で説明を受ける様子

(3)祖谷温泉(徳島県三好市)

 祖谷(いや)温泉は、日本三大秘境のひとつと謳われる祖谷渓にある、大歩危・祖谷温泉郷にある日本三大秘湯の1つです。ホテル祖谷温泉ではケーブルカーで170メートル下の源泉掛け流しの露天風呂に行くことができます。近辺の、結晶片岩が水蝕されてできた溪谷には、大理石の彫刻がそそりたっているかのような大歩危(おおぼけ)峡や、小歩危(こぼけ)峡、サルナシ(しらくちかずら)などの葛類を使って架けられた原始的な吊橋である、かずら橋といった観光スポットがあります。
 ついては、温泉文化の推進の参考とするため、祖谷温泉の取組内容について調査を行いました。

委員長が挨拶をする様子の画像
あいさつをする星野委員長

(4)とくしまサテライトオフィスプロジェクト(徳島県神山町)

 徳島県は、平成24年に地域・NPO・進出企業・行政等で「とくしまサテライトオフィス・プロモーションチーム」を結成し、サテライトオフィスの誘致を本格的にスタート。日本有数のサテライトオフィス開設企業数を有しており、名実ともにサテライトオフィス先進県となっています。
 このうち、神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックスを運営する認定特定非営利活動法人グリーンバレーは、「神山町国際交流協会(平成4年設立)」を前身とする認定NPO法人で平成16年に設立。「日本の田舎をステキに変える!」をミッションに徳島県神山町で各事業を展開し、神山アーティスト・イン・レジデンス(KAIR)、サテライトオフィス支援事業などを運営しています。
 今回の調査では、サテライトオフィスの活用状況や特徴等について調査し、本県の移住促進・ワーケーションの参考としました。

神山バレーでの集合写真の画像
​サテライトオフィス「えんがわオフィス」にて

4 出席委員

委員長:星野寛、副委員長:矢野英司
委員:あべともよ、委員:小川晶、委員:高井俊一郎、委員:神田和生、委員:牛木義、委員:粟野好映、委員:須永聡、委員:鈴木数成、委員:今井俊哉、委員:清水大樹


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