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総務企画常任委員会(令和5年10月11日)

総務企画常任委員会委員長報告

神田委員長の画像
委員長 神田 和生

 総務企画常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
 はじめに、付託議案についてでありますが、第98号議案「令和5年度群馬県一般会計補正予算」に関して、知事戦略部関係では、高校生リバースメンター事業の今後の進め方や応募の状況などについて、質疑が行われるとともに、県議会への丁寧な説明や事業の周知広報について、要望されました。
 次に、地域創生部関係では、富岡製糸場を中核とした文化観光拠点計画に関して、来場者数の推移や、全国シルク関連遺産とのシルクネットワークづくりについて質疑されるとともに、周遊効果を高める取組やシルク製品の販売などについて、要望されました。
 次に、総務部関係では、県庁7階危機管理センター整備に関して、事業の完了時期や、女性職員の宿直などについて、質疑が行われました。
 次に、第109号議案「群馬県公立大学法人第二期中期目標の策定について」は、県立大学の教育方針に関して、当局の見解が質されました。
 以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
 続いて、「自衛隊の抜本的な処遇改善及び生活勤務環境改善を求める意見書」の発議についてでありますが、日本を取り巻く安全保障環境は、近隣諸国の動向により緊張が高まっており、防衛力の抜本的強化を着実に進める必要に迫られております。しかし、一方で、人口減少の影響により自衛官の充足率の低下に歯止めがかからない状況にあり、自衛官の人員確保は喫緊の課題であります。
 ついては、自衛官がその能力をいかんなく発揮することができるよう、給与・手当について抜本的な見直しを行い、大幅な処遇改善の実現とともに、隊舎等の改修など、生活勤務環境の改善のため、国において、引き続き予算の確保と着実な執行を強く求めるものであり、採決の結果、全会一致をもって、本委員会から発議することが決定いたしました。
 このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
 まず、知事戦略部関係ですが、

  • 自動運転の実証実験に関して、実施時期や国補助金の内容、及び周辺自治体との連携について
  • ぐんまちゃんのブランド化に関して、デザインの利用許諾申請や、キャラバン隊の出動の状況について
  • ショート動画ディレクターに関して、任用の経緯や、業務の内容などについて
  • 群馬県公立大学法人に係る業務実績評価結果に関して、本県に貢献できる評価項目の設置について
  • DAO(分散型自律組織)に関するガイドラインを、県が策定する意義について
  • 災害リスクが高い地域等における、再生可能エネルギー等設備に係る設置規制の検討について

 次に、地域創生部関係では

  • ヒメギフチョウの保護に係る取組について
  • 第83回国民スポーツ大会等に係る目標設定について
  • 多文化共生・共創月間の周知広報について
  • サイクリングの振興について
  • 群馬県文化財登録制度に関して、登録に係るメリットについて
  • 多文化共創担い手育成事業「Roots(ルーツ)インターン」に関して、受入企業の募集方法について

 最後に、総務部関係では、

  • 令和4年度群馬県内部統制評価報告書について
  • 指定管理者による公の施設の管理運営状況について
  • 民生・児童委員の選挙運動について
  • 県庁舎の利活用の状況について
  • 群馬県地域防災計画に関して、近年の修正の状況について

 これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
 以上、申し上げまして、委員長報告といたします。


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