健康福祉常任委員会（令和6年3月6日）

健康福祉常任委員会委員長報告

委員長　斉藤　優

　健康福祉常任委員会に付託されました案件のうち、令和5年度関係議案の審査経過と結果について、ご報告を申し上げます。
　はじめに、第75号議案「令和5年度群馬県一般会計補正予算」に関して、まず、生活こども部関係では、こども関連施設等の性被害防止対策について、事業の背景や、具体的な事案の有無、パーテーションやカメラの設置目的等について質疑されるとともに、保育室内のカメラの設置については、保護者の理解を得るよう要望されました。
　続いて、健康福祉部・病院局関係では、介護職員処遇改善支援事業について、本事業活用によるベースアップの着実な実現や、制度を分かりやすく周知する必要性等について質疑されました。
　また、エイズ対策について、Ｗｅｂ予約開始に伴う検査件数の推移や、感染状況について質疑され、効果的な周知や啓発方法を検討するよう要望されました。
　次に、第81号議案「令和5年度群馬県国民健康保険特別会計補正予算」に関して、増額内容や今年度の運営状況等について質されました。
　また、第106号議案「権利の放棄について」に関して、病院診療費の未収金回収のための保険への加入状況について質疑されました。
　以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
　以上、申し上げて委員長報告といたします。