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総務企画常任委員会が県内調査を実施しました(令和7年1月23日)

1 調査目的

 総務企画常任委員会所管事項より、「芸術文化の振興と文化づくりの推進」について調査し、今後の委員会審査の参考とします。

2 調査期日

令和7年1月23日(木曜日)

3 調査項目

(1)群馬県民会館(ベイシア文化ホール)(前橋市日吉町)

​ 群馬県民会館(ベイシア文化ホール)は、県民の福祉の向上と文化の発展に資するため、明治100年事業の一環として昭和46年に設置され、以降、本県芸術文化活動の拠点として大きな役割を果たしてきました。
 令和元年以降、県有施設のあり方検討委員会での見直し対象施設となり、県議会においても、令和2年12月に「『県有施設のあり方見直し中間報告』に関する決議」を全会一致により議決し、性急に結論を出さず、幅広く県民の意見を取り入れて、慎重に検討することなどを要望しました。
 また、令和6年10月には、「群馬県民会館についての請願」を受理し、県民会館の方向性の検討に当たっては、多くの県民の声を聞き、全県的な文化振興を図る観点から行うよう求める旨の一部趣旨採択を、全会一致により議決したところです。
 当該施設が令和7年4月以降、施設全体の老朽化等を理由に、利用予約を停止していることを踏まえ、芸術文化の振興と文化づくりの推進に関して、群馬県民会館の現状と今後のあり方について調査を行いました。

説明を受ける様子の画像
​施設の状況について説明を受ける様子

(2)群馬県立近代美術館(高崎市綿貫町)

 群馬県立近代美術館は、昭和49年10月に群馬の森公園に開館し、ルノワール、モネ、ピカソなど海外の近代美術から、日本の近現代美術、群馬ゆかりの美術など優れた作品を収集・展示し、年4回、テーマを設定した企画展のほか、より芸術に親しむための講演会やワークショップを開催するなど、県の中心的美術館としての役割を担っています。
 建物の設計は、建築家である磯崎 新(いそざき あらた)氏によるものであり、一辺を12メートルとした立方体フレームの集積を基本構造としており、外壁のアルミパネルをはじめ、エントランスホールの壁面・床面の大理石パネルなどのすべての構成要素は12メートルを基準とした寸法の正方形となっています。
磯崎氏はこの建築により、昭和50年に日本建築学会賞(作品)を受賞しており、建物自体も優れた作品性を有しています。
 ついては、芸術文化の振興と文化づくりの推進に関して、開館から50年が経過し、令和6年10月には記念式典が開催された、県立近代美術館の現状と今後の取組について調査を行いました。

展示施設の設備や特徴について説明を受ける様子の画像
​展示室の設備や特徴について説明を受ける様子

4 出席委員

委員長:亀山 貴史、副委員長:松本 隆志
委員:酒井 宏明、委員:藥丸 潔、委員:大和 勲、委員:井田 泰彦、委員:高井 俊一郎、委員:鈴木 敦子、委員:今井 俊哉


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