ページの先頭です。
現在の位置 議会トップページ > 委員会活動 > (令和6年5月24日~常任委員会県内調査) > 健康福祉常任委員会が県内調査を実施しました(令和7年1月23日)

本文

健康福祉常任委員会が県内調査を実施しました(令和7年1月23日)

1 調査目的

 閉会中の委員会活動として「児童福祉について」「青少年健全育成の推進について」県内調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。

2 調査期日

令和7年1月23日(木曜日)

3 調査項目

(1)群馬県東部児童相談所(太田市新田木崎町)

​ 群馬県東部児童相談所は、昭和42年に太田児童相談所として発足、その後、太田保健福祉事務所児童相談部、同所こども相談部と組織を変え、平成17年から現在の体制となっています。令和2年3月には、太田市西本町(太田保健福祉事務所内)から新田木崎町に新庁舎として移転し、県内2か所目となる一時保護所(定員30名)の併設等、体制強化が図られています。
 同所では、太田市・桐生市・みどり市・館林市・邑楽郡の子どもたちの相談援助活動として、家庭支援・施設里親支援・虐待対応・発達支援・一時保護所の業務を行っています。
 そのうち、里親登録業務・里親家庭支援業務としては、里親相談会の開催、広報誌等への掲載による里親リクルート、事情により家庭で暮らせない子どもと里親のマッチング、里親への相談支援等を行い、里親制度の周知・拡充に力を尽くしています。
 また、群馬県は、子どもの権利擁護として、一時保護所で保護した子どもの意見形成や意見表明を支援するためのアドボカシー事業に取り組んでおり、令和6年11月からは同所にも拡充して実施されています。
 ついては、児童福祉、青少年健全育成の観点から、群馬県東部児童相談所の調査を行いました。

説明を受ける様子の画像
一時保護所について説明を受ける様子

(2)児童養護施設東光虹の家(太田市熊野町​)

 「東光虹の家」は、社会福祉法人三晃福祉会によって昭和53年に開園した、東毛地区唯一の児童養護施設です。予期できない災害や事故、親の離婚や病気、また不適切な養育を受けているなど、さまざまな事情により、家族による養育が困難な2歳からおおむね18歳の子どもたちが、家庭に替わる子どもたちの家で協調性や思いやりの心を育みながら、生活しています。平成29年度には、大舎制からオールユニット制へ移行、施設定員は40名で、6つのユニットがあり、各ユニット約7名の子どもが生活しています。
 平成25年度には、道1本挟んだ場所で、地域小規模児童養護施設「こどもの家童夢」を開設し、地域の見守りの中、6名の子どもが生活しています。
 さらに、主体である社会福祉法人三晃福祉会は、里親支援機関「さとるーと」として、里親支援相談員による、東毛地区における里親相談活動を行っています。
 そのほか、母子生活支援施設「虹ヶ丘園」、乳児院「東光乳児院」、児童家庭支援センター「こども家庭相談室」を設置するとともに、家庭訪問型子育て支援「ホームスタート・おおた」としてボランティア活動を行うなど、児童養護施設を中心として様々な児童施策を連携させており、一貫した児童福祉への取組を行っています。
 ついては、児童福祉、青少年健全育成の観点から、児童養護施設東光虹の家の調査を行いました。​

説明を受ける様子の画像
児童養護施設について説明を受ける様子

4 出席委員

委員長:秋山 健太郎、副委員長:須永 聡
委員:井田 泉、委員:加賀谷 富士子、委員:森 昌彦、委員:粟野 好映、委員:大沢  綾子、委員:中島 豪


現在の位置 議会トップページ > 委員会活動 > (令和6年5月24日~常任委員会県内調査) > 健康福祉常任委員会が県内調査を実施しました(令和7年1月23日)