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文教警察常任委員会が県内調査を実施しました(令和7年1月24日)
1 調査目的
文教警察常任委員会所管事項より、「教育体制の確立」、「学校体育・保健」、「交通事故防止対策」、「災害救助対策」について調査し、今後の委員会審査の参考とします。
2 調査期日
令和7年1月24日(金曜日)
3 調査項目
(1)吉岡町立吉岡中学校(北群馬郡吉岡町)
昭和43年4月に開校し、50年以上の歴史を有する吉岡中学校は、生徒数714名、教職員数71名が在籍している中学校です。
吉岡町では、「一人一端末整備活用事業」に伴う取組として、令和2年度に策定された吉岡町学校ICT教育推進計画「HiBALIプラン」に基づき、生徒に端末貸与とその活用を開始しました。
現在、令和6年度の「HiBALIプラン4.0」のもと、同校では学校教育目標「吉岡Pride自信と笑顔であふれる学校づくり」を掲げ、ICTを活用した「子供主体の授業(探求的な学びを見据えた授業の実践など)」、「校務DX(校務支援システムのクラウド化による業務改善など)」、「学びの保障(Gライフログの活用による一人一人を大切にした支援など)」に取り組んでいます。
また、令和5年度から文部科学省の「リーディングDXスクール事業」に指定され、学校でのICTの普段使いによる教育活動を推進するとともに、令和6年度は群馬県の各教科等授業改善プロジェクト推進校に指定され、「総合的な学習の時間」に係る推進校として、授業改善の研究を行っています。
さらに、吉岡町では令和4年7月に「吉岡町部活動地域移行検討委員会」を組織し、休日部活動の段階的な地域移行事業の一環として、ヤマダホールディングスと包括連携協定を締結するなど、休日部活動の段階的な地域移行の準備・取組を行っています。
ついては、同校を訪問し、ICTを活用した授業の取組状況や教職員の業務改善の状況、休日部活動の段階的な地域移行の取組などについて調査を行いました。
ICTを活用した授業の取組状況について説明を受ける様子
(2)交通部交通機動隊(前橋市江田町)
交通機動隊は、交通取締用自動二輪車(白バイ)、交通取締用四輪自動車(交通パトカー)等による県内主要道路の機動的交通取締りに従事し、交通の安全と円滑を図るとともに、各種事件の発生で緊急配備が発令された場合の検問、重要事件の初動捜査、警衛、警護等の任務にあたっています。
交通機動隊の活動拠点は今回視察する本隊と、太田警察署に配備された東毛分駐隊がある他、前橋・高崎等の警察署にも白バイと訓練を受けた乗務員を配置し、交通事故の防止を始めとする各種活動を実施しています。
また、広域緊急援助隊という災害に対応する部隊にも指定されており、災害などの発生時には車両が通行できない場所の安全確認や情報収集、救助活動等の役割を担っています。
ついては、交通機動隊の活動の主軸となる白バイ、交通パトカー等の車両装備を始め、隊員の運転技術等の訓練や活動の取組などについて調査を行いました。
交通部交通機動隊にて
4 出席委員
委員長:大林 裕子、副委員長:矢野 英司
委員:橋爪 洋介、委員:水野 俊雄、委員:金子 渡、委員:川野辺 達也、委員:本郷 高明、委員:斉藤 優、委員:相沢 崇文
5 その他
調査報告は、県議会ホームページ及び議会時報に掲載します。