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総務企画常任委員会(令和7年3月7日)
総務企画常任委員会委員長報告
委員長 亀山 貴史
総務企画常任委員会に付託されました案件のうち、令和6年度関係議案の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
第65号議案「令和6年度群馬県一般会計補正予算」に関して、はじめに、知事戦略部関係では、ふるさと納税に関して、寄附額増加の要因や返礼品の選定基準について質疑されるとともに、制度本来の趣旨に沿った返礼品の検討について要望されました。
次に、地域創生部関係では、「湯けむり国スポ・全スポぐんま準備費」に関して、職員給与の増額理由について質疑されました。
次に、総務部関係では、移動式衛星通信システム(スターリンク)の導入に関して、事業費の内容や、市町村との連携について質疑されるとともに、平時においても有効活用に努めるよう要望されました。
次に、第79号議案「群馬県県有施設長寿命化等推進基金条例」に関して、基金設置に至る経緯や、対象となる施設について質疑されるとともに、対応が必要な施設に対して、着実に活用するよう要望されました。
次に、第99号議案「和解及び損害賠償の額を定めることについて」に関して、県有地売却のルール化について質疑されました。
以上の点を踏まえ採決した結果、本委員会に付託されました各議案については、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決・承認すべきものと決定いたしました。
このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
まず、知事戦略部関係ですが、
- 中小私鉄3社に関して、地域の将来を見据えた経営のあり方や、自治体の関与のあり方、及び今後のスケジュール等について
- GunMaaS社会実装の現状について
- 政策アドバイザー及びメディア戦略アドバイザーの勤務形態や報酬の状況、及びメディア戦略アドバイザーの報酬増額の理由について
次に、地域創生部関係では
- 県民会館に関して、様々な意見がある中で、多様な視点からの意見聴取の必要性について
- 文化施設に関する市町村の連携について
- 移住促進に関して、移住者に係る分析を生かした取組や、ふるさと納税との連携について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして、委員長報告といたします。