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環境農林常任委員会(令和7年6月13日)
環境農林常任委員会委員長報告
委員長 亀山 貴史
環境農林常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
はじめに、付託議案についてでありますが、まず、第104号議案「令和7年度群馬県一般会計補正予算」に関して、環境森林部関係では、無許可盛土に係る応急対策工事に関し、県が行政代執行を行う理由及び応急対策の効果について質されたほか、企業版ふるさと納税を活用した尾瀬の木道の再整備状況及び今後の整備計画について質疑されました。
続いて、農政部関係では、豚熱対策に係る分娩舎・離乳舎の前室整備の補助対象、野生イノシシ対策に係るセンサーカメラの活用方法及び捕獲奨励金の詳細について質疑されました。
次に、第106号議案「土砂条例関係代執行費用徴収条例」に関して、制定の必要性について質されたほか、第118号議案「請負契約の変更」では変更内容について質疑されました。
その他の議案についても慎重に審議の上、採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決・承認すべきものと決定いたしました。
このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
はじめに、環境森林部関係では、
- 生物多様性ぐんま戦略について
- プラスチックごみ「ゼロ」推進について
- 群馬県安中総合射撃場について
- 狩猟の担い手確保について
- 群馬県の生活環境を保全する条例に関する請願を受けた検討状況について
- 県立森林公園おうらの森について・フードバンク活動の支援について
- 大沼キャンプフィールド及び赤城ランドステーション指定管理者の経営状況について
次に、農政部関係では、
- 豚熱感染経路の究明について
- テンサイシストセンチュウに係る対応について
- 水稲の高温耐性品種について
- 関東甲信越1都9県議会議長会で採択された豚熱関連の要望書について
- イネカメムシによる水稲被害について
- 「野菜王国・ぐんま」総合対策の要件緩和を求める請願を受けた検討状況について
- 「Gunma Flower Park+(プラス)」の料金設定について
- 内水面漁業の諸課題に対する取組状況について
- 農林漁業の6次産業化支援について
- 農地中間管理機構について
- 遊休農地解消に向けた県内の取組について
- 碓氷製糸株式会社における繭の収納の現状及び養蚕農家の担い手育成について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして、委員長報告といたします。