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環境農林常任委員会が県外調査を実施します(令和7年7月23日~25日)
1 調査目的
閉会中の委員会活動として下記事項について県外調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。
- 環境対策について
- 林業振興対策について
- 食料・農業・農村振興対策について
2 調査期日
令和7年7月23日(水曜日)~25日(金曜日)
3 調査項目
(1)越前市役所(福井県越前市)
越前市は日本有数の有機産地形成を目指し、全国で最初にオーガニックビレッジを宣言しています。また、スマート農業を活用して大規模な有機農業の推進を図っており、さらに、「コウノトリを呼び戻す」を合い言葉に、環境調和型農業を推進しています。
ついては、有機農業、環境調和型農業の先進事例として、本県の農業振興の参考とするため調査を行います。
(2)株式会社中東(石川県能美市)
株式会社中東は大断面集成材やCLTの製造販売、建設工事等の設計施工を行う総合プロデュース企業であり、木質ペレットの製造を通じて、環境に優しい取組を推進しています。
また、代表の小坂勇治氏は全身で心地よさを感じる事が出来る「木」の良さを知っていただけるよう、「木の可能性」を徹底的に追求しています。
ついては、木材活用の取組、開発の先進事例として、本県の林業振興の参考とするための調査を行います。
(3)農事組合法人んなーがら上野営農組合(石川県白山市)
農事組合法人んなーがら上野営農組合は「集落ぐるみから、担い手組織主体による地域農業の再生へ」、「適地適作に“合理的な営農システム”を加えた儲かる農業の展開」、「地域コミュニティの核を担う農業法人による地域全体の活性化」を目指し、むらづくりを推進しています。
また、“合理的な営農システム“を取り入れた農業施設「いちごファームHakusan」を始め、先進技術を積極的に取り入れ、当法人が地域農業や地域全体を牽引しながら、それぞれの年代や立場の住民が適材適所で活躍し、地域が抱える課題に立ち向かおうとむらづくりに取り組んでいます。
ついては、農業経営の先進事例として、本県の農業振興の参考とするための調査を行います。
(4)YKK株式会社(富山県黒部市)
YKK株式会社は、持続可能な社会の実現に向けて、さまざまな取組を行っています。特に、自然との共生を目指す取組として整備されたYKKセンターパーク「ふるさとの森」は、地域の特性を踏まえた生物の保全、外来種対策や遺伝的配慮、モニタリングの実施、環境教育の場としての活用といった点が評価され、環境省から「自然共生サイト」に認定されています。
ついては、企業によるネイチャーポジティブの実現に向けた取組の先進事例として、本県の環境政策の参考とするための調査を行います。
4 出席委員
委員長:亀山貴史 副委員長:水野喜徳
委員:橋爪洋介、委員:後藤克己、委員:須藤和臣、委員:川野辺達也、委員:粟野好映、委員:須永聡
5 その他
調査報告は県議会ホームページ及び議会時報に掲載します。