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総務企画常任委員会が県外調査を実施します(令和7年7月29日~31日)

1 調査目的

 総務企画常任委員会所管事項より、「新たな重要施策の企画」「危機管理・防災対策」「文化づくりの推進」について調査し、今後の委員会審査の参考とします。

2 調査期日

 令和7年7月29日(火曜日)~31日(木曜日)

3 調査項目

(1)山形市 文化創造都市課(山形県山形市)

​ 山形市では、多様な立場の人々が相互に認め合い、協力しながら、地域の多彩な文化を継承・発展させ、新しい価値の創出や地域の魅力向上とその好循環により、市民が質の高い暮らしをおくることのできる持続的発展可能なまち「文化創造都市」の確立を目指しています。
 中でも、ソフト面では、映像文化を育む環境整備に力を入れており、平成29年に、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が各分野において世界で特徴ある都市を認定する「ユネスコ創造都市ネットワーク事業」において、国内で初めて映画分野での加盟認定を受けました。
 また、ハード面では、新市民会館整備に向け、ワークショップなどにより市民の声を聞きながら、まさに準備を進めている状況にあります。
 群馬県においても、映像の活用を目指す事業を推進しており、また、県民会館の廃止に伴う「新たな文化拠点」の整備に向けて始動するタイミングでもあることから、山形市の取組を参考とするため、山形市文化創造都市課について調査を行います。

(2)やまがたクリエイティブシティセンター Q1(キューイチ)(山形県山形市)

 山形市では、文化・芸術・産業・歴史・伝統などの多彩な地域資産を多くの人々と連携して磨き上げることにより、産業・観光・教育・地域の振興に生かしつつ、新たな価値を創出し、まちの発展や地域経済の活性化を図る「Q1プロジェクト推進事業」を実施しています。
 「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」は、同事業の推進拠点として、山形市立第一小学校旧校舎をリノベーションし、令和4年9月にオープンした施設で、「クリエイティブと産業をくらしでつなぐ」をコンセプトに、まちの芸術文化と魅力、産業経済とをつなぐプラットフォームとして、公民連携で様々な文化芸術に関する活動を行っています。
 ついては、本県の地域振興や活性化のための拠点づくりの参考とするため、「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」の取組について調査を行います。

​(3)KIBOTCHA(キボッチャ) スマートエコビレッジ(宮城県東松島市)

 「KIBOTCHA」は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災において津波被害に遭い、平成28年3月に142年の歴史に幕を閉じた旧野蒜(のびる)小学校の校舎を改修して、平成30年に東松島市に宿泊可能な研修施設としてオープンし、被災備品や映像資料の展示、防災教育キャンプの実施、被災者による「語り部」イベント、被災・復興状況の現地視察などを通じ、震災の記憶の伝承と防災の教訓を伝えるための様々な活動を行ってきました。
 本年4月には、「KIBOTCHAスマートエコビレッジDAO合同会社」が設立され、これまでの取組に加え、「人と自然が共生し、災害にも備えられる世界初のビレッジ」として、様々な最先端技術を活用して、災害時は1万人規模の避難所に、平常時は自然を楽しみながら防災や生きる力を学べる場所として、人々が安心して暮らせる持続可能な地域づくりを目指しています。
 ついては、本県の危機管理・防災対策及び最先端の技術を活用した持続可能な地域づくりに係る取組の参考とするため、「KIBOTCHAスマートエコビレッジ」の調査を行います。

4 出席委員

委員長:高井 俊一郎、副委員長:矢野 英司
委員:井田 泉、委員:水野 俊雄、委員:金井 康夫、委員:本郷 高明、委員:井田 泰彦、委員:宮崎 岳志、委員:丹羽 あゆみ

5 その他

 調査報告は県議会ホームページ及び議会時報に掲載します。


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