本文
総務企画常任委員会が県内調査を実施します(令和7年8月28日)
1 調査目的
総務企画常任委員会所管事項より、「芸術文化の振興」「多文化共生の推進」について調査し、今後の委員会審査の参考とします。
2 調査期日
令和7年8月28日(木曜日)
3 調査項目
(1)群馬県立館林美術館(館林市日向町)
県立館林美術館は、県立近代美術館(高崎市内)から遠隔地にあたる県東部に位置し、より多くの県民の方々に美術作品鑑賞の機会を提供することを目的に、平成13年10月26日に県内で2館目の県立美術館として開館しました。
同館は、彫刻など造形美術に関する展示に特徴があり、令和7年度は、木彫作品の彫刻家による企画展や、19世紀末から20世紀の陶磁器、銀器、ガラス器を中心に北欧デザインの魅力を紹介する企画展などを開催する他、新たな取組として令和6年度から「たてびシアター」を実施。別館ワークショップ室を会場に、舞台芸術の公演を募集、審査で選ばれた団体が上演するという企画で、美術館に足を運んでもらうための仕掛けを行っています。
ついては、文化振興行政に係る審査の参考とするため、現地にて調査を行います。
(2)大泉町役場(多文化共生事業:邑楽郡大泉町)
大泉町は、令和7年4月末現在、町民に占める外国人比率が21.8%となっています。製造業が盛んで、多くの優良企業が立地し、町内企業に多くの外国人が従事し、定住者も増加していることから、役場としても様々な取組に力を入れています。
例えば、「多文化共生コミュニティセンター」では、町からの行政情報だけでなく、日本の文化や生活習慣、マナーなどについても多言語で情報提供しています。一方、外国人町民も地域社会の一員として地域活動等に参加しています。外国人はともに地域で暮らす住民であり、お互いを尊重し、協力しあいながら多文化共生を進めています。
ついては、多文化共生の推進に関して、大泉町の現状と今後の取組について調査を行います。
4 出席委員
委員長:高井俊一郎、副委員長:矢野英司
委員:井田泉、委員:水野俊雄、委員:金井康夫、委員:本郷高明、委員:井田泰彦、委員:宮崎岳志、委員:丹羽あゆみ
5 その他
調査報告は県議会ホームページ及び議会時報に掲載します。