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総務企画常任委員会(令和7年10月9日)
総務企画常任委員会委員長報告
委員長 高井 俊一郎
総務企画常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告申し上げます。
はじめに、付託議案についてでありますが、まず、第128号議案「令和7年度群馬県一般会計補正予算」に関して、知事戦略部関係では、公立大学法人における授業料や入学金の減免内容について質疑されました。地域創生部関係では、群響80周年記念事業への支援における、高校生無料招待の実施方法や、曲目の選定経緯などが質疑されるとともに、ALSOK ぐんま総合スポーツセンターの空調設置について、工期や空調設備の効果などに係る質疑が行われました。総務部関係では、旅費精算システムの改修に関連して、宿泊料見直し後の支給額や、これまでの職員による自己負担の有無などが質疑されました。また、地域機関調査に関して、老朽化した庁舎の建て替えに向け、場所の移転についても検討されるのか質されました。次に、第136号議案「法人の県民税の特例に関する条例の一部を改正する条例」について、他県における超過課税の実施状況が質疑されたほか、米国関税の影響を踏まえた企業負担への影響に対する県の見解や、税率を下げる検討がされたのかなどについて質疑されました。続いて、第138号議案「群馬県議会議員及び群馬県知事の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部を改正する条例」に関して、選挙運動用自動車に関する単価改定の状況などについて質疑が行われました。
以上の議論を経て採決した結果、本委員会に付託されました各議案は、いずれも全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。
このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
はじめに、知事戦略部関係では、
- NETSUGEN の拡張の考え方や経緯等について
- 湯けむりフォーラムの参加者数や経費の状況について
- (仮称)群馬県水素ビジョンに関する他県の取組状況や本県の事業の見通しについて
- 高校生リバースメンターにおける県の課題認識や今後の取組方針について
次に、地域創生部関係では、
- 外国人不法就労の現状や今後の取組について
- 「新しい文化拠点」検討の進捗状況について
- 湯けむり国スポにおける開催市町村の負担軽減について
最後に、総務部関係では、
- 内部統制における再発防止の対応について
- 県出資法人や指定管理者の運営状況について
- 総合防災訓練の取組状況について
- 県庁舎の有効活用に対する県の考え方について
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして、委員長報告といたします。
