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産経土木常任委員会(令和7年12月12日)

産経土木常任委員会委員長報告

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委員長 斉藤 優

 産経土木常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告を申し上げます。
 はじめに、付託議案についてでありますが、まず、第160号議案「令和7年度群馬県一般会計補正予算」について、クマ緊急対策である河川伐木による緩衝帯整備に関して、これまでの伐木除草の実績や今回の整備の効果について質疑されるとともに、関係部局と連携した効果的な実施が求められたほか、更なる予算を確保するよう強く求められました。次に、第162号議案から第166号議案の企業局各公営企業会計補正予算に関して、今回の補正により物価上昇を考慮した実質賃金はどのように変わるか質疑されるとともに、勤務成績の評価や職員のモチベーションの維持など、企業局の給与のあり方について当局の見解が求められました。
 以上の議論を経て採決した結果、本委員会に付託されました各議案のうち、第185号議案は、多数をもって、その他の議案については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
 はじめに、産業経済部関係では、

  • ぐんま賃上げ促進支援金の申請状況と今後の見通しについて
  • TUMO Gunmaに関するアルメニアでの研修内容や送迎バスの利用状況について
  • クマによる被害が観光に与える影響について
  • ガソリン暫定税率の廃止が県経済に与える影響について
  • スタートアップ支援について
  • 企業向け人材確保支援について
  • 特別高圧電力の価格高騰対策について
  • 「群馬県よろず支援拠点」の利用促進について
  • リスキリングの推進について
  • 企業誘致にかかる電力需要の見通しについて

 次に、企業局関係では、

  • 板倉ニュータウングリーンブロックにおける水素利活用について
  • 地域振興積立金を活用した企業局のPRについて
  • 八ッ場発電所のFIP移行に至った考え方と今後の展望について
  • DX推進にかかる取組について

 最後に、県土整備部関係では、

  • 公共工事における県産木材の使用実績と今後の活用について
  • 市街化調整区域における既存工場敷地の拡張基準について
  • 「ぐんまこどもの国」をはじめとする県立都市公園でのクマ対策について
  • 建設発生土の受入箇所の現状について
  • 避難サポートに関するマイタイムライン作成と防災教育支援について
  • 舗装の更新基準と合理的な点検について
  • 木製転落防止柵の更新について
  • 県庁から前橋駅クリエイティブシティ構想における地元説明会について
  • 利根川上流部の治水機能増強検討調査について

 これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
 以上、申し上げまして、委員長報告といたします。


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