総務企画常任委員会（令和7年12月12日）

総務企画常任委員会委員長報告

委員長　高井　俊一郎
　​総務企画常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告を申し上げます。
　はじめに、付託議案についてでありますが、まず、第160号議案「令和7年度群馬県一般会計補正予算」について、ふるさと納税の返礼品にかかる現状と今後の取組などが質疑されました。次に、第182号議案「指定管理者の指定について」に関して、県立自然史博物館附帯ホールの指定管理者候補者の選定に係る指定管理料の積算内容などについて質疑が行われました。次に、第170号議案「群馬県職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」について、知事等特別職に係る期末手当の引上げについての考え方が質疑されました。次に、第186号議案「当せん金付証票の発売について」に関して、「当せん金付証票」、いわゆる「宝くじ」の売上げ増加に資する取組などについて質疑が行われました。
　以上で質疑を終結し、引き続き行われた討論では、第170号議案「群馬県職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」に関し、知事等特別職にあっては、県政運営に責任を持つ立場であることから、物価高により県民生活が厳しい状況であることを踏まえ、期末手当の引上げは控えるべきであるとして反対討論が行われました。討論の後、採決した結果、本委員会に付託されました各議案のうち、第170号議案は多数をもって、その他の各議案は全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
　引き続き行いました請願の審査結果につきましては、お手元に配付の報告書のとおりであります。このほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
　はじめに、知事戦略部関係では、

• 湯けむりフォーラムにおける職員参加の考え方や開催地の検討状況等について
• (仮称) 群馬県水素ビジョンに関する今後の水素利活用の方向性について
• 新・群馬県総合計画の評価検証の考え方について
• 上海事務所における中国との交流の現状について
• 上毛電気鉄道へのIC決済導入の進捗状況について
• tsulunos動画の目的等について

　次に、地域創生部関係では、

• 「温泉文化」のユネスコ無形文化遺産国内候補選定に関する評価のポイントや今後の見通しについて
• 「新しい文化拠点」に係る今後の検討作業の方向性について
• 県民芸術祭50周年記念事業の検討状況や今後の文化活動支援について
• 「ぐんま移住＆交流フェア2025」の概要と今後の取組について
• 「湯けむり国スポ」に向けての選手強化や競技力向上対策について
• ALSOKぐんま総合スポーツセンターに関するサウンディング調査の目的や今後の方針について

　最後に、総務部関係では、

• 県庁舎30階の入居者公募に関する選定手続きについて
• 「ぐんまちゃんアイドルフェスティバル」の実施内容や今後の見通しについて
• 県のイベントにおける服務上の取扱いについて
• 消防団と自主防災組織の連携に係る研修支援や若者・女性の防災事業への参加促進について
• 公契約条例に規定する県及び事業者の責務やスライド条項の検討状況について

　これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
　以上、申し上げまして、委員長報告といたします。