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産経土木常任委員会(令和8年3月18日)
産経土木常任委員会委員長報告
委員長 斉藤 優
産経土木常任委員会に付託されました案件の審査経過と結果について、ご報告を申し上げます。
はじめに、付託議案についてでありますが、第1号議案「令和8年度群馬県一般会計予算」に関して、まず、産業経済部関係では、BEV購入補助事業について、予算額の算定根拠や委託費の内容について質疑されました。
次に、ぐんまの地酒振興について、令和7年度開催の「KANPAI! GUNMA」の評価と課題について質され、令和8年度の開催にどのように生かしていくか質疑されました。
次に、物産振興対策事業について、ECサイト開設の目的やメリット、他県の状況が質され、今後の出展事業者の見込みや他部局との連携について見解が求められました。
次に、人材確保支援 次世代人材育成事業について、ジョブカフェぐんま移転に係るスケジュールや周知方法について質疑されました。
また、奨学金返還支援について、令和7年度の実績や補助上限額の引き上げについて質疑されるとともに、制度の拡充に至った経緯が質疑されました。
さらに、年齢制限の撤廃や対象期間の延長は制度の拡充となるものの、補助対象企業の要件として新たに追加された「県内事業所勤務の者に限る」は、拡充ではなく制約されることになり、若者の県内就職・定着支援に逆行するのではないかとの意見が相次いで述べられ、見直しが求められました。
次に、インバウンド誘客促進事業について、頭文字Dプロジェクトの具体的な取組について質疑されました。
次に、クリエイティブ拠点化事業について、クリエイティブ産業移転促進補助金の大幅な拡充の理由や効果の検証について質疑されました。
また、Gメッセ群馬クリエイティブ拠点化プロジェクトをPFI手法で行う理由が質疑され、今後のPFI手法について慎重な対応が要望されました。
次に、TUMO Gunma送迎バスの運行について、令和7年度の運営・利用状況が質疑され、高崎駅からTUMOまでの送迎に多額の費用を要してまで行う必要性について、更に検討するよう強く要望されました。
次に、映像制作インセンティブ実証事業について、実績や効果、交付決定の審査方法が質疑され、補助金の効果をわかりやすく説明するよう要望されました。
次に、産業技術センター整備事業について、試験研究機器の整備状況が質され、最新のAI機器や3D搭載ソフト、BIM、日本酒分析機器等への対応状況について質疑されました。
続いて県土整備部関係では、県土整備プラン推進に必要な予算が確保されているか質疑されるとともに、公共事業調整費などの緊急的な対応のための予算について、県民からの要望に対応できる予算が確保されているか質疑されました。
次に、自動車ドライバー向け自転車事故対策におけるトヨタモビリティ基金とのデータ分析に係る取組状況が質疑され、今後の全県への展開について見解が求められました。
次に、「逃げ遅れゼロ」に向けた避難のサポートとなる「マイタイムライン」作成支援や「小学生を対象とした防災教育」の支援について、これまでの進捗状況と今後の予定について質疑されました。
次に、流域治水支援について、「特定都市河川雨水貯留浸透施設整備費補助」の実績がない理由について見解が求められました。
次に、県立都市公園の指定管理料について、物価高騰への対応状況について質疑されました。
次に、木造住宅耐震改修補助制度の見直しについて、事業実績や見直し後の件数が質疑され、積極的な制度の周知について要望されました。
次に、道路除草の対応状況や、豚熱対策としての河川伐木の出水期間中の実施について質疑されたほか、休泊川や大川の河川改修工事や新田大根町交差点改良工事の進捗状況について質疑されました。
続いて、第33号議案「ツーモグンマの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」について、利用者の低年齢化対策や教育委員会との連携について質疑されました。
続いて、第35号議案「群馬県県営住宅管理条例の一部を改正する条例」について、入居要件が緩和された条例改正の経緯や、今後の増加見込みが質され、子の年齢が退去要件に該当した場合の対応について質疑されました。
続いて、第49号議案「令和8年度群馬県工業用水道事業会計予算」に関して、東毛工業用水道排水管路強靭化について、令和4年度の漏水事故の原因が質され、今回の工事の効果や全体スケジュール、完成までの漏水対策について質疑されました。
続いて、第52号議案「令和8年度群馬県施設管理事業会計予算」に関して、前橋ゴルフ場クラブハウス改修工事について、市の建築審査会の同意が必要となった経緯や工期の遅延による経費の増額について質疑され、これ以上の遅延がないよう要望されました。
以上の議論を経て採決した結果、本委員会に付託されました各議案のうち、第1号、第6号、第13号、第33号、及び第49号から第51号の各議案は、多数をもって、その他の議案については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、第1号議案「令和8年度群馬県一般会計予算」中、「人材確保支援・次世代人材育成事業」に関して、附帯決議として、「奨学金返還支援制度」の拡充にあたり、新たに補助対象企業の要件に追加された、「県内事業所勤務の者に限る」について見直すこと。 が提案され、全会一致をもって委員会として決議することに決定いたしました。
この他ほか、委員会の所管事項について、各般の議論が行われましたので、以下、その主な項目について申し上げます。
はじめに、産業経済部関係では、
- 各種補助金の積極的な周知について
- 次世代モビリティ産業支援について
- 住宅リフォーム助成制度について
- 中小・零細企業における原価への価格転嫁について
次に、企業局関係では
- 関根発電所の運転再開について
- 地域振興積立金による企業局のPRについて
- 技術職員の技術継承について
次に、県土整備部関係では、
- 交通安全教育アクションプログラムについて
- 交通事故防止のための県警察本部との連携について
- 利根川水系における治水計画の検討状況と倉渕ダムの関係について
- 河川の自治会除草について
- 道路通行支障木の伐採について
- 横断歩道橋ネーミングライツについて
これらの事項につきましても、活発な議論が行われました。
以上、申し上げまして、委員長報告といたします。
